東大に合格させるための勉強法小中学生編教科別のコツ佐藤亮子
2020/06/05
11月5日放送のフジテレビ系バイキングにて特集された「息子3人を東大理Ⅲに合格させた佐藤亮子ママのスーパー教育法小中学生編」をまとめました。
10月1日放送の「息子3人を東大理Ⅲに合格させた母の6歳までにやるべき!スーパー教育法」の記事はこちら。
東大合格の学力がつく勉強法~小・中学生編~
佐藤流家庭勉強法
集中力を養うためにキッチンタイマーを使う
子供たちは長い時間、集中するのが大変なのでキッチンタイマーを使って時間を区切って勉強させるのが効果的なんです。
短い時間設定で教科を変えていくことで集中力をアップさせます。
たとえば、15分ずつ教科を変えて、算数15分、国語15分、理科15分、社会15分、全部で60分。
これを1日のうちに何度も繰り返すんです。
教科が変わるごとに改めて集中力が増しますし、目の前で、タイマーの数字が見えることで学習スピードも増します。
この勉強法を2,3週間続けていくことで、最終的には1時間暗い集中力が続くようになります。
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必殺ノートで食事中(夕食)に暗記
必殺ノートというのは、テストで間違えた問題を集めた暗記ノートのこと。
このノートは親が作成し、子どもがご飯を食べているときに、前で見せるようにします。
これは、暗記のために時間を使うのは持ったいないから。
子供がご飯を食べているときに前で見せながら親が読み上げます。
必殺ノートという名前ですが、番組でやっていたのを見るかぎり、スケッチブックの小さめのものにマジックやペンなどで大きく暗記事項が書いてあり、読み上げてはめくってを繰り返していく感じでした。
食事中はリラックスしていて、親が読み上げることで何気なく頭に入り、覚えやすいんです。
また○○を食べながら暗記をした、という感じに記憶が結びついていくので覚えやすくなります。
佐藤粒勉強法では、家にいる時間のお風呂と寝る時間以外は勉強時間とのこと!
リラックスタイムが欲しければ、宿題を早く終わらせる、ということにすれば、集中力や効率も上がります。
勉強のスケジュールは母が作る
テストがんばってね、というだけじゃ子供は伸びません。
テスト前2週間分のスケジュールを親が決めて、ノートに書いて、渡します。
やるべきことを日割りにして時間と一緒にもれなく記入していきます。
人間は怠け者なので、きっちりスケジュール表を書くということはすごく大事。
やるのを減らしてしまったり、おろそかになったりしてしまうと実力はあがりません。
このスケジュール帳は、やり終わったことには線を入れたりして印をつけるようにし、できていないことが明確になるように使うことがポイントです。
科目別 勉強法
算数:1問に1ページを使って解かせる
算数は答えが出るプロセスが大事です。
ノートのスペース=考える頭のスペース。
書き込める余白を作り、考える過程も書き残し、間違ったときにどうしてとどこでどう間違ったのかがわかりやすくなります。
答えだけをずらっと書く子もいますがそれはしないように。
英語:日本語訳を最初に見せる
英語が得意な子は英語からでもOK.
英語が苦手な子の場合、英語の長文を見せると、単語がわからない、文法がわからない、構文がわからない、とわからないことだらけで頭の中に霧がかかってきてしまい、何なのかわからなくなってしまいます。
辞書を引きながら、文法を調べながらやっていくと時間ばかり経ってしまいますよね。
日本語訳を最初に見せる
↓
英語の拒否反応がなくなる
日本語訳で内容を理解してから英文を読むとこの単語がこういう意味だとかということが、早くわかります。
英文に慣れて理解を深めることがまずは大切。
英語は量をこなすことが大事なので、効率よく英文を理解することで、結果として、学力UPに繋がります。
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国語:物語の登場人物の感情も解説してあげる
小学生はまだ自分の経験が少なく、なかなかわかりにくいことも多いのも事実。
親が音読をしながら登場人物の感情を説明することで、問題のポイントがわかり、国語の成績が上がります。
社会:地理にるるぶを使う
社会の教科書などは写真が少なく、覚えにくいです。
そこで、るるぶなどの旅行雑誌を見せることが効果的です。
気分転換にもなり、写真も多く、また食べ物の情報などもあり、興味を持って関連づけて、何気なく予備知識を入れることができます。
勉強・子育て 世のママの悩み 佐藤流解決法
テストの点数を上げる方法は?
→カップラーメンをイベントにする
子供の好きなカップラーメンをあえて普段は食べさせないようにし、普段より遅くまで勉強する試験前などに、何時までかんばったらカップラーメン、という感じに決めて食べさせることで、辛いテスト勉強も楽しく演出しましょう。
忘れ物のなくすには?
→荷物はお母さんが用意する
小学生くらいの子供は忘れ物をしやすく、よくする子供は本当によくします。
自分で用意をさせて、忘れ物を経験し、怒られたりして直すと言う方法もアリと言えばアリなのかもしれませんが…
先生が叱ってくれるその方法が適切なのかどうかわからないですし、授業の妨げにもなりますし、忘れ物をすることで子供も不安になります。
ですので、小学生のうちは親が用意し、親が用意するノウハウを子供はそのうち見てわかるようになりますので、そうなったときに自分でするようにしていけばいいというのが佐藤流です。
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遅刻をなくすには?
→朝寝ている間にくつしたを履かせる
気持ち悪くなってすぐ起きるそうです。
まとめ
賛否両論あるこの佐藤流勉強法ですが、ここまでやるの?そんなにするの?とびっくりすることも多々。
しかし、子供を東大に入れるというのは生半可なことでできることではありません。
みんなと同じようにしているだけじゃどうしようもないんですよね。
東大に入るまでさせる、というのが究極です。
アスリートを育てるために親も一緒に協力して必死にやるのと、東大に向けて親も一緒にやるということは同じこと、というのが佐藤さんの考え方です。
一緒に必死になるのは親しかできない、と。
たしかにそう考えると納得のいくことも多いですよね。
ぜひともうちの子を!と思う方は実践しましょう。
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