佐藤ママの6歳までの家庭の幼児教育!東大に合格させるためにすべきこと
2020/06/05
10月1日放送のフジテレビ系バイキングにて特集された「息子3人を東大理Ⅲに合格させた母の6歳までにやるべき!スーパー教育法」をまとめました。
今回この勉強法を教えてくれたのは佐藤亮子さんです。
佐藤亮子さんは、ご本人は津田塾大出身で、私立高校の英語教師として2年勤務していた方。
結婚を機会に、退職し専業主婦となり、息子さんが3人おられるのですが、その3人ともを、難関私立中学の灘中に入れ、灘高校へ進学させ、東大理Ⅲ(医学部)に合格させています。
その勉強法、子育て法を伝授すべく、テレビに出られたり、講演をされたり、本を出版されたりしています。
佐藤ママ流の教育法をご紹介していきます。
佐藤ママ流家庭教育法
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1.リビングに勉強机を置く
今はよくリビングで子供を勉強させるほうがいいと言われますが(参考記事はこちら。)、砂糖さんは約20年前からリビング勉強法を取り入れています。
むしろ、佐藤さんのお宅はリビング部分に子供の学習机を3つ(3人分)置いて、まるで一見リビングでないリビングになっていました。
学習机のあるリビングにはテーブルもあり、このテーブルで食事をするということ。
寝室はリビングのすぐ隣の部屋になっていて、生活に勉強が取り込まれた状態を作り出しています。
生活の全てをこの場所に集めることで勉強を日常にするというのが大切なことです。
2.時計を20分早める
早めに準備すれば後であたふたすることがないということを小さいうちから体感で覚えさせるために時計を早めています。
余裕を持つことを覚えて早めに行動するようになります。
3.カレンダーは2ヶ月分貼る
来月のことは感覚的にわかるかもしれませんが、はっきりと目に見える形にすることで、翌月の予定を把握して、早めに行動させることができます。
また、このカレンダーに予定を書き込むのは、母親の役目。
母親が予定を聞き出すことで、具体的に予定が頭に入ります。
4.暗記はトイレで覚えさせる
トイレの壁に、世界地図や、その他のものを貼っておくのは非常に効果的です。
自然と視界に入れて覚えさせるようにします。
気合いを入れてテスト前に、テストのためにと勉強するよりもこういう自然な形で目に入れるほうが覚えやすいんです。
さらに、テストで間違えた問題の答えは、母親が壁に貼るようにするとより効果的。
間違える問題は何度も間違えやすいものなので、こうすることが効果に繋がります。
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佐藤流 家庭でできる!東大に入るための幼児教育法 ベスト5
佐藤家の子供たちは、勉強が身近にある環境の中で育ちましたが、勉強が嫌になったことは一度もないそうなんです。
そんな風に育てるための家庭内での幼児教育法とは?
第5位 鉛筆の持ち方は必ず修正する
道具を正しく使えなければ、努力をいくらしても無駄になります。
筆圧が強い→書くスピードが遅い→点数に影響
算数や数学に特に影響します。
書くスピードだけでなく、筆圧が強すぎたりすると消すのにも時間もかかりますし、キレイに消せないと重ねて書いた字も見にくいのでメリットはありません。
第4位 散歩では植物辞典を持ち歩く
散歩の途中で見かけるもの、たとえばこれ。
通称、ねこじゃらしですが、正式名称は”エノコログサ”です。季節は秋、など、子供が興味を示したときに、詳しく教えることが大事です。
家に帰ってからでは遅いんです。知識として吸収しようとしているぞのときに教えることが大事です。
子供の知的欲求はすぐに正しい知識で満たしましょう。
第3位 パズルで集中力と達成感を覚えさせる
何気なく、集中させるためにさせます。
また同じパズルでも、タイムを作り、さらに集中力を高めるようにします。
途中でくじけそうになったりもしますが、必ず最後までやらせて成功体験も経験させることが大事です。
ちょっと我慢してがんばったら達成するということを覚えさせることで、パズルで得た達成感が受験にも役立ちます。
第2位 絵本を一万冊読み聞かせる
読み聞かせで、句読点や、”て”、”に”、”を”、”は”が頭に入ってきます。
自分の気持ちや考えを正しい日本語で、主語述語を使って話せるようにもなります。
佐藤さんは3歳までに一万冊と決めて、購入した本は1500冊以上、図書館で借りたりしていたとのこと。
平均1日10冊でクリアできるので、無理と決めつけずに、やってみましょう。
のべ一万冊なので、子供が気に入っている同じ本を何度も読み聞かせることでもOKです。
また、佐藤さんは購入した絵本は子供が手にすぐとれる2段ほどの本棚にずらっと並べていたそうです。
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第1位 子育ての責任はすべて母親が担う
母親も父親もというのは、協力という意味では間違いではありませんが、責任の所在があやふやになります。
受験は子供と二人三脚。
夫婦どちらかが子供と密な関係を作ることが大事です。
母親が責任をとるときめた場合は、父親は口出しはしないこと。
声をかけるならばプラスの言葉だけにしましょう。(頑張ってね、など応援やねぎらいの言葉)
また、子供は、誰かに頼りたいものなので、母親に頼らせてあげることも必要です。
責任の所在がわからなくなると、子供は自分が一番悪いのかと思い悩んだりもしてしまいますので注意しましょう。
番外編 NG教育法
おもちゃの片付けをさせるのはNG
子供はおもちゃを広げて楽しく遊びます。
そのときの子供の頭の中にはいろんな好奇心や空想でいっぱいです。
そんなときに、「片付けなさい。」「こんなに散らかして」と言ってしまうと、好奇心の芽を摘むことになってしまい、大きくなってから何かをしようとしたときにイマイチ前に進めなくなってしまいます。
子供の散らかしたおもちゃを大人が片づけるとすぐ終わりますので、母親が片づければOK。
片付けを意識するとこじんまり遊ぶようになってしまいますのでそのほうがもったいないです。
また、大きくなってくると散らかっていると自分が損をして都合が悪いということを覚えて自然と片づけるようになる、というのが佐藤さんの考えです。
家のお手伝いをさせるのはNG
家のお手伝いは言うなればいつでもできるので、子供がその時にしなければいけないこと=勉強をさせるようにします。
手伝う時間があったら勉強に集中させるほうがいいです。
佐藤さんの家の息子さんたちは、東大に合格したことがわかった後、1週間みっちり家のことを手伝いながら学んで、そこから実家を出て、問題なく暮らしているそうです。
まとめ
子供3人を東大理Ⅲに入れた佐藤さんの教育法は、世間的には「え!」と驚くものもあります。
しかし、日本一難関と言われる東大理Ⅲに入れる教育法は、いわゆる普通のことばかりしていてもだめなのかもしれません。
勉強が特別なものと認識される前の時期から、学ぶことを身近に置いて慣れさせ、当たり前にしてしまうこと、そしてそうやって子供が勉強することに対しての親のバックアップ体制は万全にすることが大切ということです。
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