麦わら帽子のチクチク防止対策4つ!こどものために裏側にひと手間!
2020/05/13
暖かくなり日差しが強くなると、麦わら帽子(ストローハット)を被る機会が増えますよね。
紫外線対策としても、夏っぽいコーディネートのアクセントとしても、麦わら帽子は便利なアイテムです。
大人も子供も、年齢関係なく毎年大人気な麦わら帽子ですが…商品によっては裏地の部分がチクチクして感じてしまうことがあるのも事実。
肌の弱い方や、小さいお子さんにとって、麦わら帽子のチクチクしたかぶり心地が、大きなストレスになる場合があります。
特に子供の場合は、「チクチクするからかぶりたくない!」と拒否したり、お出かけ途中でご機嫌を損ねてダダをこねてしまったりも…。
今回は、そんな麦わら帽子のチクチクを我慢せずに快適にかぶる方法をご紹介していきます。
麦わら帽子(ストローハット)のチクチク対策
一般的に「麦わら帽子」として認識されている夏の帽子の素材は「麦わら」はもちろん、「ラフィア」「パナマ」など天然の素材を編み込んでつくられる帽子です。
安価な麦わら帽子は「ペーパー」つまり、「紙」で作られているものもあります。
どの素材にしても、布や毛糸などで作られる帽子と比較すると素材が硬めなので、生地の端っこや継ぎ部分がどうしてもチクチクしてしまいます。
麦わら帽子はこういうものだから、我慢するしかない、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
大人であれば、我慢<おしゃれ、とわりきってしまうこともできますが、子供の場合は不快感を感じるとなかなかかぶってくれません。
実はこのチクチク、ちょっとひと手間かけることで軽減させることができるんですよ。
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方法1:裏側にカバーを付ける
チクチクを防止するのに効果的なのが、麦わら帽子の裏地に布のカバーを縫い付けることです。
チクチクする部分が直接頭に触れないようになります。
カバーに使う布は、通気性のよいものを使うのがおすすめ。
通気性がよく、肌当たりがやわらかで汗もすってくれるガーゼ素材などがいいですよ♪
ガーゼ素材は手芸品やさんなどで比較的お安く購入できます。
大人用であれば無地のものを、お子さん用であれば明るいカラーやドットやチェックなどかわいらしいものをつかうといいでしょう。
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ご自宅につかっていない手ぬぐいがあるのであれば、そちらを使うのも◎。
必要な生地の大きさサイズは?
麦わら帽子を裏返し、裏側の頭を入れる部分のふちの円周と帽子の高さ(帽子の丸みにそって曲線で)をはかります。
布の横✕布の縦 = 頭を入れる部分の円周✕帽子の高さ
このサイズの布が最低限必要になりますので、帽子のサイズをはかって、少し大きめの生地を調達しましょう。
縫い方
まず、上の赤の部分同士を縫い合わせ筒状にします。
その後、上の緑の部分を絞るように縫います。
上の図の下の辺にあたる部分(縫い合わせていない部分)が帽子の裏側のふちに縫う部分になりますので、縫い付けていきます。
仕上がりイメージはこんな感じですね。
制帽の麦わら帽子にバリがあって痛いとおっしゃるので内張り加工。通気性は悪くなるが…ほんとはすべりも保護したいのだが。 pic.twitter.com/ykCNs5hLD3
— KAWAKAMI Kyoko/kamk (@touya_127) 2015年6月10日
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方法2:ひげそりや電気シェーバーでチクチクをとる
手元にひげそりや電気シェーバーをお持ちでしたら、帽子の裏側のち駆逐する毛羽立ちをとってしまう方法もおすすめです。
麦わら帽子の裏側をなでるように剃っていきます。
丁度、毛玉取り機で洋服の毛玉を取るようなイメージです。
ただし、硬めの麦わらで編みこまれた麦わら帽子ですと、電気シェーバーの刃がダメになってしまう場合もありますので、材質を見極めてからしましょう。
チクチクをとったあとは、ドライヤーの冷風をあてて、細かいゴミを飛ばし落としておくと、かぶったときに頭にゴミがつかないですよ。
方法3:やすりで軽く削る
電気シェーバーなどを持っていない場合は、やすりをおためしください。
やすりは100均やホームセンターで購入できます。
やすりと一言でいっても、種類がたくさんあります。
丸い形状でもけずりやすいのは、細いスティック型のやすりや、紙やすりです。
やすりには番号がついていますが、数が小さいほど粗いやすり、数が大きいほど細かいやすりとなっています。
素材にもよりますが、かたい素材の大きめのチクチクをとるには粗目を、柔らかい素材の小さいチクチクをとるには少し細かいものを利用するイメージで選ぶといいです。
削ったあとは、ドライヤーの冷風をあてて、粉やゴミを吹き飛ばしておきましょう。
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方法4:毛羽立ちが激しい場所は手芸用接着剤で布を貼る
最初はチクチクが気にならなかった麦わら帽子の場合でも、使い込むにつれて編み込みがゆるくなったりして、チクチク出てくることがあります。
使い込んでチクチクが気になってきた場合は、けずったりするよりも部分的に裏から布をはるのがおすすめ。
チクチク対策だけでなく簡単な補修にもなりますので、お気に入りの麦わら帽子の寿命を延ばすことも可能です。
この場合は、麦わら帽子本体の色に近いガーゼなどの布を用意し、補強するように部分的に裏側から手芸用接着剤ではりつけます。
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まとめ
せっかく購入した麦わら帽子を快適にかぶることができないのは残念ですよね。
チクチクが気になって、かぶるのを諦めてしまう前に麦わら帽子に一工夫してみましょう。
少しの手間で、快適にかぶることができるようになりますよ。
チクチクを解消して、夏のおしゃれを楽しみましょう。