喪服の夏のマナー男女別まとめ!上着なしや半袖、ワンピースのみでもOK?
2020/05/13
暑い日が続く夏、身近な方の突然の訃報やお盆など、喪服を着る際のマナーはご存知ですか?
夏の喪服着用は大変キビシイですよね。
日差しが照りつける中、黒の服を着るだけでも暑いです。
大汗をかいてしまうのは必須…。
ビジネスシーンではクールビズが定着していますが、喪服にもクールビズスタイルが適用となるのでしょうか?
ここでは、夏の喪服着用のマナーについてお伝えしていきます。
暑さ対策をしたいけれど、肌の露出はどこまでOK?
上着は着なくても大丈夫かしら?
半袖のワンピース1枚で参列するのはマナー違反?
ストッキングは汗で張り付いてしまいそうだけど…
なんていう女性のギモンや、
半袖のワイシャツは失礼かな?
上着の着用が基本だろうけどちょっと暑すぎる…
ネクタイ締めたら暑いけど、必ずしないと駄目なの?
などという男性のギモンを解決します。
いざというときに失礼をしないよう、基本をおさえておきましょう。
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基本的な喪服着用時のマナーについて
喪服は、季節を通して、男女共に全身黒一色に揃えるのがマナーです。
男性の場合
男性の場合は、喪服用のスーツに黒のネクタイが基本です。
スーツのジャケットも必須。
夏でもジャケットを着用しましょう。
会場までの行き帰りは着用せずに手に持っていても問題はありませんが、会場に着いたらきちんと着用してください。
ジャケットを着用してしまえばわかりませんので、あくまでもシャツだけにならないことを大前提として暑さ対策にシャツは半袖でも構いません。
スーツのジャケットを通気性の良い背抜きのものにしたり、夏用の涼しい下着を着用するなどして、少しでも涼しくいられる工夫は必須ですね。
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女性の場合
女性の場合は、喪服用のツーピース・またはワンピースとジャケットが基本です。
お手持ちであれば、パールの一連のネックレス(真円かつ大粒でないもの)がマナーとされていることが多いですが、結婚指輪や婚約指輪とは違い、地域やその家の風習などによってアクセサリーに対しては考え方が違います。
姑やご主人に相談して、準備しておくことができると安心ですね。
男性と違い、女性の場合、夏場の葬儀にはワンピースタイプの喪服のみでジャケットなしで参列することができます。
このとき、ワンピースの袖が長袖でなくても問題はありません。
ですが、喪服は、過剰な露出はNGです。
ノースリーブのワンピースはいくら暑い夏だからといってもNG。
スカート丈の短いものや、素足もNGです。
袖の長さは5分袖や7分袖くらいがベストです。
半袖ワンピースと長袖ジャケットのセットの喪服も販売はされていますが、半袖のワンピースで終始参列をするというのは望ましくはありません。
ワンピース1枚での参列をするのであれば、さきほど解説したように5分袖、7分袖くらいを選ぶようにしましょう。
冷房のきいた室内であれば、ジャケットを着用したほうが無難です。
スカート丈は、立ったり座ったりすることも考慮し、膝丈もしくは膝下丈が基本です。
ストッキングは黒のものを着用しましょう。
さらに、忘れがちですが、汗を拭く際などに人目につく可能性が高いハンカチも、派手な色味のものやタオル時のものは避けて、準備できるのであれば、白色もしくは黒色のハンカチを用意しましょう。
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夏専用の喪服は必要?
余裕があれば、春夏用と秋冬用の喪服を備えておくと便利です。
特に男性は、上着を脱がないことが基本的なマナーとされていますので、冬にも着ているようなジャケットを真夏に着用するのは大変です。
女性の場合は、上着の着脱である程度調整できますので、葬儀に参列することがそれほど多くないのであれば、夏専用のものを特別用意しなくてものりきれるかもしれません。
真夏の喪服着用は、汗だくになってしまうのは避けられないため、生地を傷めないためにも着用後のクリーニングも必須となります。
夏用の生地のものを選ぶだけでなく、自宅で洗濯ができるものを選ぶというのもおすすめです。
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また、クリーニングに出さずにそのまま返却してもOKなレンタルを利用するのも楽なのでおすすめです。
まとめ
真夏の喪服の暑さ対策についてお伝えしてきましたがいかがでしたか?
暑い中の葬儀、マナーを守るあまりに暑すぎて体調を崩したりもしないように熱中症対策をすることもお忘れないようにしてください。