プリーツスカートは洗濯でとれる?洗い方や長持ちするお手入れ方法
2020/05/12
今年トレンドのプリーツスカート。
プリーツって女らしくって気持ちの上がるアイテムですよね♪
でも、「プリーツが洗濯するととれてしまいそうで心配」「どうすればプリーツが長持ちするのかわからない」とプリーツに関してのお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
確かに、自宅で間違った洗い方、お手入れをしてしまうとプリーツは取れてしまいます。
かといって、毎回クリーニングに出し続けるのも大変ですよね。
自宅での洗濯が難しそうなイメージのあるプリーツスカートですが、実は洗い方にさえ気をつければプリーツを長持ちさせることが可能なんです。
ということで、今回はプリーツスカートの洗い方や、長持ちするお手入れ方法についてお伝えしていきます。
プリーツスカートを長持ちさせる洗い方は?
プリーツ加工ってどうやってできているの?
そもそもプリーツがどうやってつけられているのかご存知でしょうか?
ひだのように折り目をただアイロンをかけたようにしてつけられているのではないか、と思っていらっしゃる方もいるのでは?
綿や麻などの素材の場合は、「湿熱加圧法」という方法でプリーツをつけられ、ウールの場合は「シロセット加工」という方法でプリーツをつけています。
ポリエステルなどの合成繊維の場合は、「熱可塑性」を利用してプリーツ加工がされています。
この3つの加工方法のプリーツのもちは、湿熱加圧法<シロセット加工<熱可塑性、となります。
実は現在、一般的に販売されているたいていのプリーツ加工の洋服は、「熱可塑性」でつけられたプリーツです。
熱可塑性のプリーツ加工は、簡単に説明すると、熱を与えてプリーツの跡をつけて、その後冷やすことでプリーツを固めるという方法でつけられています。
そして、この熱可塑性でつけられたプリーツ加工は、実はそんなに簡単にとれたり、着用にともない甘くなることもないものなんです。
「え!でもプリーツ加工っていつもとれてしまうけど…」と思った方!
それは残念ながら、正しい洗濯方法、お手入れ方法をしていないから…です。
洗い方に気をつけてきちんとお手入れすれば、プリーツはキレイに長持ちしてくれます。
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洗濯の前に確認すること
プリーツスカートを洗濯する前に確認しておきたいことが2つあります。
「洗濯表示の確認」と「汚れ具合の確認」です。
洗濯表示の確認
洋服の中には、素材によって洗濯機・手洗いでの水洗いができないものがあります。
手持ちのプリーツスカートが水洗い可能かどうか、洗濯表示を確認しておきましょう。
「水洗い可能」の表示があれば、自宅での洗濯が可能です。
「水洗い可能」の洗濯表示とは
- 洗濯機マーク
- 手洗いマーク
- たらいのマーク
のことです。
水洗い可能のマーク(洗濯機マーク・手洗いマーク・たらいのマーク)の上に「×」がついているものは「水洗い不可」のマークになります。
水洗い不可のマークがついているスカートは、自宅での洗濯に向いていません。
全くできないというわけではありませんが、「色落ち」「縮み」「型崩れ」など洋服そのものを痛めてしまうことがありますので、自宅で洗濯をするのであれば自己責任でお願いします。
「水洗い不可」のマークが記載されている衣類は、基本的にクリーニング店に持っていく
のが安心です。
タグにはその他にも「水洗いする時の温度指定」や「アイロンの可能・不可能」など洗濯するにあたって必要な表示がされています。
必ず確認し、タグの指示に従うようにしましょう。
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汚れ具合の確認
目立つ汚れやシミなどは、通常の洗濯で落ちないことが多いです。
洗濯を始める前に、目立つ汚れがないか確認しておきましょう。
特に汚れがない場合は洗濯を始めて問題ありません。
気になる汚れがある場合は、洗濯をする前につけ置き洗いやシミ抜き用洗剤などで取っておきましょう。
色柄モノや自分でとれるか心配なシミがある場合はプロにお任せするのが安心です。
プリーツスカートの洗濯に必要なもの
「洗濯表示の確認」と「汚れ具合の確認」ができたら、いよいよプリーツスカートを洗濯していきます。
プリーツスカートの洗濯方法には「手洗い」と「洗濯機洗い」の2つの方法がありますが、どちらの洗い方でも必要なものは同じです。
- おしゃれ着用の中性洗剤
- 洗濯ネット
の2点です。
「ふんわり感をよりアップさせたい」「プリーツスカートの静電気を抑えたい」という人は、柔軟剤をプラスしても良いですね。
↓洗濯方法は2ページ目で詳しく解説しています