麦わら帽子の洗い方!自宅でできる汗ジミや臭いの取り方はコレ
2020/05/13
夏になると大活躍するアイテムの麦わら帽子(ストローハット)。
暑い季節のアイテムなので、どうしてもかぶっている間に汗が染み込んでしまって汗染みになったり、臭いがついてしまいますよね?
しかし、「自宅で洗うことができるのか知らない…どうやって洗えばいいの?」という方も多いでしょう。
そこで今回は、麦わら帽子の洗い方をご紹介していきます。
また、自宅でできる汗ジミや臭いの取り方についてもお伝えしていきます。
麦わら帽子の自宅での基本的な洗い方
まずは素材を確認する
麦わら帽子は、名前のとおり、麦わらでつくられた帽子のことです。
しかしながら、「麦わら帽子」っぽい帽子は他にもあります。
パナマやラフィアなどでできた帽子のことです。
パナマやラフィアは麦わらと同じ天然素材なので、お手入れは麦わら帽子と同じでOKです。
しかしながら注意してほしいのが、「指定外繊維」とタグにかかれている商品。
指定外繊維とタグにかかれている場合は、ペーパー(紙)素材の帽子です。
見た目は麦わら帽子のようではありますが、紙でできているため、麦わら帽子などの天然素材のものよりも水や熱に弱いです。
ここでご紹介していく方法は、麦わらでつくられている麦わら帽子の洗い方ですので、ご注意ください。
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麦わら帽子の洗い方
用意するもの
- 帽子用ブラシ(歯ブラシでも代用可)
- ぬるま湯
- 中性洗剤(食器洗い洗剤、ハンドソープ、おしゃれ着洗い用洗剤など)
- タオル
麦わら帽子は、水に濡らしたら絶対にダメということではありませんが、水でじゃぶじゃぶあらってしまうと型崩れの原因となってしまいます。
なるべく素材に水分を含ませないようにしてお手入れをしていきましょう。
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- 帽子用ブラシで、縫い目に沿って掻き出すようにホコリや細かな汚れを落とします。
- ぬるま湯で薄めた中性洗剤をタオルに含ませて固く絞り、麦わら帽子全体を拭き取ります。
- 水で濡らして固く絞ったタオルで、麦わら帽子全体をよーく拭きます。
- 洗剤が残っているとシミの原因になるのでよく拭き取ります。
- 麦わら帽子を風通しのいい日陰で平置きで干してしっかりと乾かします。
※半乾きのままですとカビの原因になってしまうので注意。
※洗濯バサミで挟むとあとがつくのでやめましょう。
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汗染みがある場合の取り方
スベリ部分(帽子内側のおでこの部分にある布)などは、汗染みがつきやすいです。
汗染みがついてしまった場合は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤をつけたタオルを固く絞って、汗染み部分を叩きながら拭き取りましょう。
その後、水に濡らし固く絞ったタオルで、残った洗剤を拭き取ります。
リボン部分に汗染みができた場合で、もしリボンを取り外すことができるなら、取り外して中性洗剤でさっと手洗いするのもOKです。
ですが、リボンを洗ってしまうとリボンがシワになってしまったり、よれた感じになってしまうことがあります。
その場合はリボンにアイロン用糊スプレーをつかいアイロンをかけましょう。
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臭いが気になる場合の取り方
麦わら帽子の臭いが気になる場合、臭いがそこまでひどくないのであれば、直射日光の当たらない風通しのいい場所で干すことで改善されます。
それだけでは臭いがとれないという場合は、ファブリーズなどの消臭スプレーや重曹で作った消臭スプレーを使います。
※重曹スプレーの作り方:ぬるま湯100mlに対して重曹小さじ一杯を溶かし、よく混ぜ合わせ、スプレー容器にいれます。
消臭スプレーを使う場合に注意したいのは、麦わら帽子に直接のスプレーするとシミになってしまう可能性があるということ。
タオルに消臭スプレーをふりかけて、そのタオルを麦わら帽子にかぶせることで間接的に麦わら帽子に消臭効果を与えてあげるといいです。
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クリーニングに出す
自宅でできるお手入れの方法をご紹介してきましたが、汚れや臭いがそれでも気になる場合や、もっとすっきりとじゃぶじゃぶ洗ってしまいたいような場合には、帽子専用のクリーニング屋さんにお任せするのも1つの手です。
通常の衣類をメインとしているクリーニングやさんでも麦わら帽子のクリーニングを受け付けてくれるお店もありますが、割合としては少数派です。
お近くのクリーニング店では麦わら帽子のクリーニングをしてもらえない場合は、宅配対応もしている帽子専門のクリーニング屋さんも検討してみてください。
こちらのお店では料金が2160円~と決して安くはありませんが、通常の洗濯だけでなく型崩れなども対応してもらえますよ。
まとめ
今回は麦わら帽子の洗い方についてご紹介しました。
麦わら帽子に限らず、帽子は自宅でじゃぶじゃぶ洗ってしまうと型崩れの原因にもなりかねません。
大きな汚れやシミがつかないように、普段からマメにお手入れしておくのがベストです。
また、自宅ケアではとれないような汚れや臭いがある場合は、ホームケアにこだわらずプロにお任せすることも検討してみてください。