わたしを離さないで第1話友彦(トモ)が恭子にプレゼントしたCDは?
2020/06/05
TBS系金曜22時「わたしを離さないで」。
1月15日放送の第1話で友彦が恭子に販売会で見つけて買ってあげたCDは誰の何という曲なのか、調べました。
※1月29日追記あり
CDはコレ
友彦が恭子にあげたCD。
そのシーンをよくよく見てみると、Judy Bridgewater(人)のSongs After Darkというアルバムだということがわかります。
そして、二人がこのCDをかけて踊っていましたが、あの曲は「Never Let Me Go」という曲。
この曲名が、この原作本の小説のタイトルそのものなんです。
”わたしを離さないで”
原作小説の中ではプレゼントされたわけではありませんし(最初は自分で購入し、その後失くして、その数年後にプレゼントしてもらう)、名前がCD(原作ではカセットテープ)に書いてあったというわけでもありません。
原作小説の主人公キャシーはひとりでこの曲を聞くことを好んでいたのですけど、ドラマでは、プレゼントという形で出てきます。
いずれにせよ、このCDの存在が、恭子と友彦の間にある絆を深め、今後にもずーっと関わってくる鍵となるものなのは同じ。
原作にもあるように、この曲自体、子供が好き好んで聞くような音楽ではないのですが、そんな曲なのに、響子にとって非常に大切な宝物の1つになり、現在でも宝物箱の中にしまってあり、CDケースをきれいなものに変えてまで保管しておきたいようなものなのです。
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Judy BridgewaterのNever Let Me Goとは?
ジュディブリジッドウォーターは、実際は存在しない架空の歌手であり、ネバーレット・ミー・ゴーという曲も小説内のもので、存在はしていません。
原作者カズオ・イシグロさんの作った物語の中の歌手で、曲。
ジュディ・ブリッジウォーターの『夜に聞く歌』でした。
レコーディングが1956年。もともとはLPレコードだったようですが、わたしが持っていたのはカセット版で、ジャケットの写真もLPジャケットのそれを縮小したものだと思います。
写真のジュディは、紫色のサテンのドレスを着ています。こういうふうに肩を剥き出しにするのが当時の流行だったのでしょうか。
ジュディはバーのスツールにすわっていて、上半身だけが見えています。
このジャケットで気になるのは、ジュディの両肘がカウンターにあって、一方の手に、火のついたタバコがあることです。
販売会でこのテープを見つけたときから、なんとなく人目にさらすのがはばかられたのは、このタバコのせいでした。
スローで、ミッドナイトで、アメリカン。「ネバーレットミーゴー……オー、ベイビー、ベイビー……わたしを離さないで……」このリフレインが何度も繰り返されます。
引用:わたしを離さないで カズオ・イシグロ著
この原作小説は、過去に映画化されています。
2010年に公開となったマーク・ロマネク監督作品です。
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この映画化にともなって、この原作の表現に合わせたジャケットと楽曲が作られ、映画の中で使われていました。
聴いていただければわかりますが、この曲と、今回のドラマの曲は全く違います。
ドラマの音楽のほうが、ざっくり表現しますと、さわやかな感じになっています。
ドラマ版のNever Let Me Goを本当は誰が歌っているのかはわかりませんが、このドラマのために、作ったものであると考えられます。※下記:歌手名など追記あり
今後も何度もドラマの中ではきっと流れると思われますので、もし、評判がよく要望が集まれば、販売されるということもあるのではないでしょうか。
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追記(1月29日)
正式にこの曲の詳細情報が出ました。
このドラマの音楽を担当しているやまだ豊さんのオリジナル曲です。
曲名 Never Let Me Go
作曲 やまだ豊
作詞 ジュリア・ショートリード
歌 ジュリア・ショートリード
ジュリア・ショートリードとは?
カナダ人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフ。
歌手でありモデル。
上京後、オリジナルの楽曲製作を行い、2010年音楽活動を本格始動。
CM曲の歌や、映画「海街 daiey」(2015年)の劇伴の歌、アニメ「東京喰種トーキョーグール」の挿入歌などを過去に担当。
今回この「Never Let Me Go」を歌ったことで、注目は間違いなく集まります。
2016年大ブレイクが期待されますよ!!
1月29日からiTunesで先行配信中!
サウンドトラックにも入ってます。
気になっていた人、チェックしてくださいね!
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