砂の塔血まみれの浴室と弓子(松嶋菜々子)の過去と人物像考察&予想

      2017/01/08

TBS系金曜22時「砂の塔~知りすぎた隣人~」。

ドラマの主演は高野亜紀役の菅野美穂さんですが、それよりも気になる存在は松嶋菜々子さんですよね。

松嶋菜々子さんが演じている、佐々木弓子(ささきゆみこ)という女性は、美しく、スキのない女性…それでいて、他人には見せない顔があり…何か過去にあった様子…ミステリアスです。

※この記事はネタバレ要素を含みつつの予想考察となっていますので、ご注意ください。

11月11日放送の第5話までの内容をふまえての予想&考察はこちら。

※11月25日放送の第7話までの内容をふまえて 「一人殺してるの」の意味・弓子(松嶋菜々子)と健一(田中直樹)の過去と二人の秘密についての考察・予想はこちら

※お風呂場の真相(真実)は第9話で判明→こちら

松嶋菜々子さんが演じる佐々木弓子の人物像考察&予想

弓子は、第1話の冒頭で浴室を掃除していました。

普通の浴室ではありません。

明らかに、何かがあったと考えられる量の血が飛び散った浴室。

このは、今住んでいるタワーマンションではありませんでした。

どちらかというと、ちょっと年季の入ったお風呂に見え、窓の様子から、おそらく建物の1階にあるように見え、一軒家とかアパートとかそういう場所のお風呂だと推測されます。

脱衣所には、子供の洋服があり、そこにも血がついていました。

浴室シーンの意味は?弓子は犯人か?

この冒頭の浴室シーン。

弓子が殺人をして、その後片付けをしている、とそう考えた人も多かったでしょう。

そう見えるように、作られていました。

ですが…弓子がもし本当に殺人者なのであれば、逮捕されていない、ということになりますよね?

過去の回想シーンだったとしても、逮捕されていればそんなにすぐに出てくるわけもなく、だからといって、逮捕されて出てきたのが今と考えられるほど昔のシーンには見えなかったです。

弓子は被害者?

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逆の発想です。

弓子は被害者。

自分自身が、ではなく、弓子の子供が被害にあったということ。

弓子は、過去に子供がいたはずです。

その子供を亡くした理由は、事件または事故、もしくは病気などが考えられます。

被害者という言い方には語弊がありますが、事件だけではなく、事故もしくは病気などの可能性も含めて、弓子の意志とは別の原因で子供が亡くなったという可能性。

自宅浴室で血まみれになるような事態がおこり、それが原因で、弓子の子供は亡くなってしまったとしたら…

これ、こう考えると、弓子のそれからの行動、わりと説明がついてしまう部分もあるんです。

弓子の盗撮盗聴の動機・理由

弓子は今、タワーマンションの住人の生活の様子を盗撮盗聴しています。

知られたくないであろう住民の秘密の写真を持っていたりもします。

非常に悪趣味です。

でも、この真意は、子供を守ること。

弓子がハーメルン事件について亜紀に言った言葉…

「わたしも殺してやりたいかも」

この言葉、子供に対しての言葉ではありませんよね?

ダメな母親(ギャンブル狂い、浮気、ネグレクト)に対しての言葉です。

せっかく授かった子供を大事に育てずに、そんなことをしている母親を「殺してやりたい」という言葉です。

弓子の不気味さを表すような言葉に、ドラマは見せていましたけれど、本当は、弓子のすべてをこの言葉が表すのかもしれません。

子供好き

弓子は本当に子供が好きです。

ハーメルン事件との兼ね合いで、弓子が誘拐しそうに見える場面が何度もありますが、見えるだけ、です。

弓子は、ママ友たちの秘密を暴いて、そのママたちの立場を悪くしていきますが、これには意味があります。

「子供を守る」という意味です。

・綾香(ホラン千秋)の浮気のとき

二の腕くんとの浮気→写真ばらまき→綾香が立場を悪くする

綾香をいじめたいのではなく、綾香に浮気をやめさせ、こらしめ、息子を守るのが目的。

・梨乃(堀内敬子)の経歴詐称

自分はハーバード卒ではないのに嘘をつき、それだけでなく娘にスパルタ教育→経歴詐称暴露→梨乃が寝込む

自分の見栄のために、娘に必要以上に厳しく教育をしているところ(第1話のラスト)を見ていた弓子は、教育を子供にさせるのが悪いという意味ではなく、自分の見栄のためにそうしていると考え、エスカレートしそうなのでやめさせることが目的。

梨乃の嘘をあばき、必要以上のスパルタ教育から娘を守るのが目的。

・亜紀(菅野美穂)の過去暴露

亜紀が生方と会っていることを隠し嘘をつく→浮気に発展する可能性→寛子に過去暴露のメール→ベビーシャワーでの暴露

亜紀が生方と仲良くなっているのを見て、浮気する前にそれをやめさせようとしたのが本当の目的。

生方に好意を持っている寛子にそれをバラすことで、寛子が何かしらやらかすことを推測し、それによって亜紀が生方から手をひくと考えた。

弓子が度々そらを連れ去ろうとしているのは?

弓子はそらが一人でいるところを見つけると声をかけたり…

誘拐しそうな場面がありますが、これもそう見えるだけで、本当は、本気で、一人でいるのが危ないと考えているため保護しようとしているだけでしょう。

ハロウィンのときもそらを助け、その後もそらと一緒に過ごして仲良くなりますが、「そらを助ける」とか「そらと仲良くなる」というところに関しては、悪意はないのではないかと考えます。

純粋にそらがかわいいんです。

そらが危険な目にあわないよう、弓子は行動しているだけです。

ハロウィンのとき、そらを連れ去った模倣犯に自分の腕を切って見せた理由

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ハロウィンの事件のときに、弓子は犯人と対峙したとき明らかに狂気を見せていました。

狂気と、そして、自分の腕を切るという普通では考えられない行動に出ました。

狂気は、人を殺してやろうとか、子供を誘拐してやろうとか、そういう狂気ではなく、子供を傷つけようとする犯人に対して許せないという気持ちからの狂気ではあいでしょうか。

人並み以上にそこに狂気が宿っているように見える理由は、自分の子供を亡くした過去があるからです。

自分の腕を傷つけたのは、そらに危害がないようその場をおさめるため、弓子が最善の方法だと判断したのでしょう。

弓子は人間の心をあやつることができます。

犯人が弓子のそんな様子を見ても、弓子におそいかかったりそらに襲いかかったりできるような人間なはずない、と見抜いていたのでしょうね。

また、その場から逃げ出した犯人が、他のハロウィンパーティーに来ている人たちにおそいかかったりもできない、と。

自分が少し怪我をする程度で、その場が収まるならそれでいい、単純にそういう気持ちからの行動だったのでしょう。

狂気による行動ではなく、聡明な弓子ならではの、その場の切り抜け方だったのです。

弓子の部屋の黄色いカーネーションと子供の物の意味

弓子の部屋の奥の部屋(モニターのある部屋)には、黄色いカーネーションがたくさんあり、子供のおもちゃなども棚の中に入っていました。

おもちゃはおそらく本当に自分の子供が使っていたもの。捨てられず、持っていたのでしょう。

弓子にとっての黄色いカーネーションは、花言葉が関係しているのではなく、自分の子供との思い出のある花なのかもしれないです。

また、黄色いカーネーションには「嫉妬」という花言葉もあり、子を持つ母親に対しての弓子の「嫉妬」を表している可能性もあります。

いずれにしても、フラワーアレンジメントをしている弓子の自宅に花があることは何の問題でもありません。

本当の弓子はどういう人か

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すべてをまとめると、弓子はこういう人。

  • 過去に自分の子供を亡くした
  • 本当に子供がすき
  • 子供をないがしろにする母親から子供を守りたい
  • 美しく、聡明な女性
  • 子供を守りたいという気持ちに嘘はないが、やり方には問題があるし、盗撮盗聴は犯罪

弓子がハーメルン事件の犯人ならば、子供を連れ去るはずだが、実際にはタワマンママの子供は誰も連れ去られていないし、そらも弓子に連れ去られたわけではありません。

弓子が殺人を犯すような人物なのだったら、モニタールームを見られたりした時点で、そらに何らかの手を下していると考えられるし、ハロウィーンの連れ去りのときも犯人を刺すなどしたと考えられます。

これらのことから、弓子は自分の過去から、子供を持つ母親が子供をないがしろにすることを許せない、子供を守りたい、と強く考えている人物で、ハーメルン事件の犯人ではありませんし、人を殺傷するようなことをするつもりはないはずです。

結末は?

亜紀が一旦弓子に持ち始めた不信感はどんどん大きくなるでしょう。

ドラマも、弓子が怪しいように見せてつくられていくと思います。

そうやって、視聴者と亜紀が、弓子=怖い・怪しい、と思いその気持ちがピークになったあたりに、そらがいなくなる事件が再びおこり、パニックになりそらを助けようと必死になる亜紀を、最終的に救ってくれるのは、弓子、という展開になると考えられます。

お風呂場の真相は第9話で判明→こちら

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