リバース原作小説の結末ネタバレ!告発文の犯人や広沢を殺したのは?

      2017/04/06

TBS系金曜22時「リバース」。

このドラマには原作があります。

原作は湊かなえさんの同名小説です。

ここでは、ドラマの原作小説のネタバレあらすじと結末をまとめています。


リバース (講談社文庫)

原作小説 主な登場人物

深瀬和久

明教大学経済学部経済学科山本ゼミ卒。

ニシダ事務機株式会社の社員。

地味なキャラクター。

コーヒーが好きで、職場でも友人の間でもコーヒーを淹れる担当。

浅見康介

楢崎高校の社会の教師。

深瀬とは大学4年のときにゼミが一緒だった。

楢崎高校は深瀬の担当エリア。

村井隆明

深瀬と大学4年のときに同じゼミだった。

父親が県会議員。

物事を深く考えるタイプではなく、仕切や屋タイプ。

 

谷原康生

深瀬と大学4年のときにゼミが一緒だった。

みんなでわいわいするのが好きなリーダー的なキャラ。

広沢由樹

深瀬と大学4年ときにゼミが一緒だった。

深瀬の親友だったが事故で亡くなった。

木田瑞希

浅見の同僚の女性教師。

浅見に好意を抱いている。

越智美穂子

付き合って3ヶ月の深瀬の彼女。

グリムパンというパン屋さんで働いている。

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原作 あらすじ

告発状 「深瀬和久は人殺しだ」

深瀬は、地味な冴えない会社員だ。

学生のころからとりわけ目立たないようなキャラだったが、コーヒーが好きでコーヒーをおいしくいれることができるのが特技だ。

今も会社では深瀬がコーヒーをいれる係になっている。

そんな深瀬の行きつけのコーヒー店がある。

クローバーコーヒーという深瀬の通勤途中にあるお店だ。

コーヒーの販売店だが、店内にはコーヒーを飲める喫茶スペースもあり、夫婦が経営している。

ある日、深瀬がクローバーコーヒーにいると、奥さんが蜂蜜をくれた。

奥さんの実家でとれたはちみつなのだという。

深瀬は大学4年生のころのことを思い出した。

広沢は深瀬の家にやってきてよくコーヒーを飲みながら一緒にテレビやDVDを見ていた。

あるとき、広沢が親戚のおじさんが養蜂していて送ってきたからと瓶にはいった蜂蜜をもってきた。

広沢の提案で、その蜂蜜をコーヒーに入れて飲んだらおいしかった。

子供のころから仲のいい友達はあまりできずに地味な目立たずにいた深瀬に、はじめて大学時代にできた親友が広沢だった…。

そんなことを思い出し…深瀬は奥さんにも蜂蜜をコーヒーにいれるよう低案した。

奥さんは快諾してくれ、ブレンドに蜂蜜を入れてみた。

とてもおいしかった。

時間は7時。

その日深瀬は彼女の美穂子とクローバーコーヒーで待ち合わせをしていた。

美穂子とは、クローバーコーヒー出会った。

そして、奥さんのおせっかいもあり美穂子と一緒に映画を見に行ったことをきっかけに、二人は付き合うようになったのだ。

付き合い始めてからも二人でこのクローバーコーヒーでよく待ち合わせをしていた。

だが、その日美穂子は時間になっても現れなかった。

深瀬が美穂子に電話をかけてみると、美穂子は深瀬の家の前にすでにいるという。

慌てて深瀬はクローバーコーヒーを出て家へ帰った。

美穂子を部屋に入れて、コーヒーを淹れようとしたら美穂子はいらないと言った。

いつもとは何か違う様子で険しい顔をしている美穂子の前に、深瀬も正座をした。

「カズくんはつまんないほど普通の人生を送ってきたって言ってたけど本当にそうなの?世間に後ろめたいようなことは?」と美穂子。

「そうだよ…履歴書でも渡せばいいのかな」と深瀬。

「じゃあその人生をすべてわたしに話してくれることができる?」と美穂子。

「なんでそんなことしなきゃいけないんだ」と深瀬は声を荒げてしまう。

そして、落ち着くためにやっぱりコーヒーを淹れることにした。

美穂子に蜂蜜をとってもらおうとしたが、美穂子は深瀬の後ろに手紙を持ってやってきた。

その手紙を読んでいいと言うので深瀬は中を見た。

「深瀬和久は人殺しだ」とその手紙には書かれていた。

美穂子が働くグリムパンに美穂子宛てで届いたという。

グリムパンには、働く子のファンのお客さんから手紙などが届くことは珍しくなかった。

中にはストーカーまがいの客もいるということで、パン屋の主人は郵便物が変なものだったら言って、と心配してくれているのだが、美穂子は誰にもこのことは言わず、また、顔に出て何かあったことがバレてしまうのも嫌で、その日のアルバイトは休んだという。

深瀬は人殺しではない。

だが軽くその手紙のことを流すことはできなかった。

深瀬は美穂子にすべてを打ち明けることに決めた。

そして、落ち着くために、いれかけていたコーヒーをすべて捨てて、とっておきのコーヒーを取り出した。

国内のコンテストで優勝したという最高ランクのブラジルを淹れた。

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3年前の夏 斑丘高原での広沢の事故

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3年前の夏。

斑丘高原に村井の叔父が別荘を持っているということでゼミの5人で旅行に行くことになった。

バーベキューをする予定だった。

車は村井が出し、深瀬と谷原は免許を持っていなかったので他の3人が交代で運転することになった。

当日。

9時に谷原のところで待ち合わせをしていたのだが、村井が行けなくなったと知らされた。

前日に彼女とドライブ中に事故ってしまったという。

村井は、自分の母親の車やバーベキューの準備をしてくれており、みんなで楽しんできてくれとのことだった。

幸い村井にはケガもないため、合流するかもしれないと。

アクシデントはあったものの、4人で出発した。

車内では、谷原が用意してきた70年代、80年代の洋楽が入ったMDを聞いていた。

深瀬はサービスエリアのおいしい食べ物を予め下調べしていたので、そのことをみんなに教えて、サービスエリアに寄ってはみんなでからあげやプリンを食べた。

お昼を過ぎて、昼食を食べることになり、深瀬は水蕎麦がおいしいお店の話をした。

広沢だけが「あっちで食べてくる」と近くにあったカレーを1人別行動で食べた。

その後も、ソフトクリームを食べたり、市場によって、バーベキューの野菜などを買い込んだりしながら、別荘を目指した。

深瀬は市場で蜂蜜を購入した。

森川さんちのはちみつ、と書かれているラベルが貼られているだけのはちみつだ。

カラメルソースのような濃い褐色のはちみつだった。

その後の別荘への道は、カーブがたくさんあって道幅はせまく、片側は崖だった。

対向車が来たらどうしたらいいのかわからないような道だ。

それだけでなく、外灯もなく、到着が夜になっていたら…と考えて不安になるような道だ。

しばらくすると、道幅が広くなり、ほどなくして、村井の叔父の別荘に到着した。

村井からあずかってきた鍵で中に入る。

入ってはいけないところには鍵がかかっているということで、鍵がかけられていないところは自由につかうことができる。

夕方前だったが、空はどんよりとしていて外でバーベキューをするのは無理そうだったがホットプレートを用意していたので、別荘の中ですることにした。

時間は早かったが、さっさと食事の用意をして早いうちから飲むことにした。

しかし、深瀬と広沢はお酒が飲めない。

谷原は「つまんねぇ」とあからさまに機嫌を悪くした。

広沢は昼食も別に食べたため、谷原に文句を言われて、しぶしぶ飲むことにした。

深瀬は体質的にアルコールが無理だが、広沢は眠たくなってしまうだけで全く飲めないのではないからだ。

少し雰囲気が悪くなっていたが、村井が用意してくれた高級肉を食べ始めると、そんなことはなかったことになっていた。

4人で楽しく話をしながらとにかくおいしいものを沢山食べた。

外は大雨だ。

そんなとき、村井から電話が谷原にかかってきた。

村井はみんなと合流するために西斑丘高原駅まで来ているという。

西斑高原駅は無人駅で、まわりの店はシャッターがおりているし、駅の待合も雨漏りしていて、タクシーもつかまらないとのことで、村井は車で迎えに来てほしいと言った、

谷原は、すでにお酒が入っているからと迎えを拒否したが、村井どうしてもとひかない。

1つ手前の斑丘高原駅まで戻ればタクシーはつかまりやすいはずだが、そこまでの電車が一時間待ちなのだ。

村井はついに「お前ら誰の別荘にいると思ってるんだ。肉まで用意してやったのに」とキレてしまった。

谷原は、「浅見か広沢にたのむよ」と電話を切った。

その時点で、浅見はすでにビール4缶とワインを飲んでいた。

それに浅見は教員採用試験の真っ最中で、もし警察の検問にひっかかったりした場合はアウトだ。

教員一本にかけている浅見はどうしても迎えにはいかないと言った。

広沢は「俺行くよ」と言った。

広沢は運転に慣れてはいないのに…

酔いを冷ますために広沢は顔を洗いにいった。

その間に、酔いさましになればと深瀬はコーヒーを淹れ、途中の市場で購入したはちみつをいれて、広沢に渡し、送り出した。

浅見と谷原は、食事の後片付けを始めた。

深瀬は明日の朝食用に購入したパンで、村井のためにサンドイッチを作ることにした。

そして、広沢に「村井の夜食用のサンドイッチをつくっているところ。広沢の分もあるから」とメールをした。

片付けとサンドイッチづくりを終えたころ、村井から電話が入った。

広沢がまだ到着していないという。

広沢が別荘を出てすでに1時間以上経っていた。

西斑丘高原駅までは車で20分ほどの距離で、用心して速度をおとしていたとしても1時間もかかるはずはない。

広沢に谷原が電話をかけてみると「電源が入っていないか、電波の届かない~」とアナウンスが流れる。

道中の道では、電波は1本だったがたっていたはずだ。

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不安になった浅見は、ガレージにあった自転車で様子を見に行くといいだした。

結局谷原も一緒に自転車で出ていくことに。

深瀬も行きたかったが、自転車は2台しかなく広沢と入れ違いになっては困るからということで深瀬は別荘待機となった。

深瀬は落ち着かない気持ちで、サンドイッチをもっと作ることにした。

そこに村井から電話がかっかってきて、広沢は来ないし、谷原と浅見も電話に出ないと怒っていた。

村井に状況を説明すると、村井は「タクシーよぶわ」と言って電話を切った。

最初からそうすればよかったのに…と深瀬は思った。

そして、もくもくとサンドイッチをつくったが、作り終えても誰も別荘にはまだ戻っていなかった。

そして、浅見から電話が入った。

「しばらく帰れそうにない」と浅見は淡々と言った。

浅見と谷原は車がガードレールをつきやぶったようなあとを見つけ、谷底をのぞきこんだら下で何かもえているように見えたという。

警察をよんだが、まだ警察は到着しておらず、その事故が誰なのかも確認はとれていないと…。

深瀬は電話を切ると別荘を飛び出し山道を走った。

だが、広沢に会うことはできなかった。

翌日、日がのぼった後に、その谷底の遺体が広沢だと確認された。

気を失うほどに走り続けた深瀬は遺体の確認に立ち会うこともできなかった。

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美穂子の反応

深瀬は、美穂子にすべてを話した。

美穂子ならもしかすると理解してくれるかもしれないという期待がなかったわけではない。

だが、現実はそうではなかった。

美穂子はじっと深瀬の話を聞いていた。

そして、「友達がお酒を飲んだことも、運転に慣れていないことも、天候が悪いことも、走りにくい道だということも、全部わかっていてコーヒーを淹れて送り出したんだよね?それは無罪とは言わないと思う」と、美穂子は言った。

美穂子は深瀬を批難していた。

「広沢くんのご両親はどこまで知ってるの?」と美穂子。

「全部話した。ビールを飲んでいたこと以外は」と深瀬。

「隠していることがあるってことが罪のある証拠」と美穂子。

深瀬は腹が立っていた。

美穂子に何がわかる、とそう思った。

深瀬たち4人は、口裏を合わせたわけではないが、お酒のことだけは警察にも、広沢の両親にも誰も言わなかった。

言えなかった。

決して、みんなでほくそ笑みながら隠蔽したわけではない…どんな思いをかかえていると思っているのだ、と深瀬はそう思い、美穂子に腹立たしさを感じたのだった。

「ごめんね、カズくんのほしい言葉を言ってあげられなくて」と美穂子は言って、部屋を出ていった。

深瀬は追いかけなかった。

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