お母さん娘をやめていいですか第1話感想ネタバレあらすじ斉藤由貴の毒親っぷりが怖い

   

NHK金曜22時「お母さん、娘をやめていいですか?」。

1月13日放送の第1話のあらすじと感想をまとめています。

第1話 あらすじ

イルカショーで、女性が早瀬 美月(波瑠)を望遠鏡で見つめている。

美月の隣には、男性がいる。

美月とその男性は、3ヶ月つきあっている仲。

美月の職場である学校の同僚だ。

イルカの水槽の前で、男性に「いつまでも他人行儀だね」と言われ、手をにぎられるのだが、美月は彼に別れを告げた。

その後、美月は母親に「ママの言う通りだった。3回デートしただけなのに、3ヶ月付き合ったことになってるし。もう会わないっていっちゃった。」とメールを送る。

実は、デート中の美月をじっと見ていた女性は美月の母・早瀬 顕子(斉藤由貴)だった。

顕子のスマホの待受は、美月だ。

「やっぱりね、勝手に盛り上がるタイプだと思ったの。大丈夫、みっちゃんならもっといい人がいるわよ」と顕子は返事をする。

美月と顕子は、それぞれ家路につく。

顕子は自分は水族館にいたことは隠して、何事もなかったかのようにふるまう。

男の愚痴を言い合いながら笑う二人。

とても仲がいい。

「友達といるよりママといるほうが楽しい。だってママはわたしのことをわかってくれる」そんなことを思っている娘の美月。

しかし、美月には、母親に1つ秘密にしていることがある。

左耳の斜め上にある10円ハゲのことだけは、ママにも言えない美月の秘密なのだ。

ある日。

父親の早瀬 浩司(寺脇康文)と美月、顕子の3人で、 早瀬家の新築の工事中の家を見に行く。

まだまだ出来上がってはいないのだが、出来上がりを想像しながら顕子と美月はテンションがあがっている。

そこで、工事を担当するハウスメーカーの現場監督は、松島 太一(柳楽優弥)という男性。

松島は壁紙と床のオーダーを完成予定図にあてはめて顕子たちに見せた。

オーダーはダークブラウン。

だがその画像を見て、顕子は納得いかない表情を見せる。

顕子のそんな気持ちをくみとり「濃くない?」と美月が言うと「ママもそう思う」と顕子。

松島が明るめのブラウンの画像を見せると顕子は嬉しそうな表情を見せた。

それを見て美月は「いい!」と言う。

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「そう?じゃあこっちにしよっか」と顕子。

そんな二人の様子を見て。松島は「好みが違って親子喧嘩になることも多いのに中がいいんですね」と言った。

顕子と美月は喧嘩をしたこともないくらい仲よし親子なのだ。

ある日の早瀬家の朝。

顕子は美月のためにいたれりつくせり。

美月はその日履く靴も顕子のアドバイスで選んで出かけていく。

顕子は美月が出ていくとベランダへまわりそこから手をふって見送るが、浩司が出ていうときはそっけなく「行ってらっしゃい」と声をかけるだけ。

先に家を出た美月は坂でこけてしまう。

そこに浩司が追いつき声をかける。

美月は家の床の色を薄い色に決めてしまったことを気にして、浩司に「うすい色でよかったの?」と聞くが浩司は「ママと美月の家だから」と自分の意見は言わない。

美月は「パパの家なんだから真剣に考えて」と言い、急いで先に行ってしまう。

顕子はそのころ、美月の部屋の掃除をしていた。

ためらいもなく美月の机の引き出しを明けて中身をチェック。

ぞの中の1冊には美月の生徒に関して書いてある。

後藤礼美(ごとうあやみ)という母子家庭の生徒。

美月はこの生徒が学校で孤立していて、休みがちなことで悩んでいる。

美月が学校に着くと、水族館デートをした例の同僚が話しかけてきた。

まだ同僚は美月にこだわっているようだ。美月は少し嫌な顔をする。

美月の英語の授業。

授業が始まっても寝ている生徒がいる。

母親が掃除で見つけたノートに書かれていた、後藤礼美(石井杏奈)だ。

美月は「授業が始まっていますよ」と声をかけて起こすも、礼美は「頭いたいんで保健室いきます」と教室を出ていってしまうのだった。

授業の後、顕子からメールが来た。

「今日後藤礼美さんどう?」と顕子。

「やっぱり保健室行き」と美月。

「好きなだけ保険室にいていいよって言ってみたら?こういうときは厳しくするより味方になってあげたほうがいいわ。」と顕子。

「味方か、できるかな」と美月。

「みっちゃんなら大丈夫」と顕子。

美月は顕子はなんでも自分のことをお見通しで、超能力があるのではないかと考えていた。

それだけでなく、顕子に「大丈夫」と言われると何でもできるような気持ちになるのだ。

美月は保険室に行き。顕子のアドバイスどおりに、礼美に言ってみた。

自分が小学生のときに保険室登校していたときの話もしてみた。

そして「無理しなくていいのよ」と声をかけると、礼美は「教室に戻る」と言ってくれた。

美月は成功したことを顕子に報告した。

顕子は、その頃人形教室にいた。

友人の牧村 文恵(麻生祐未)が主催する人形教室の手伝いだ。

文恵は顕子に「作品を売ってみない?たまにはおいしいものを食べにいくくらいのお金にはなるわよ」と言ってみるが「わたしはいい、美月のためにやってるから」と顕子は断る。

「娘はいずれ結婚して出ていくのに」と文恵。

「うちは結婚したら同居するの。」と顕子。

今たてている家は、結婚してからも同居できるように建てている、それを言い出したのは美月だ。

結婚しても仕事を続けるから顕子に助けてもらいたいと美月は話していた。

美月は顕子の分身のようだと文恵は言った。

美月が教師になったのも、顕子が叶えられなかった夢をかわりに叶えたようなものなのだ。

人形教室が終わると、顕子の母親である川端玲子(大空眞弓)から電話がきた。

顕子は玲子の電話に出るものの、どことなくそっけない対応をし、表情も硬い。

これから美月と待ち合わせだと顕子が伝えると「弱った親を置いて、自分は楽しんで」と、玲子は文句を言った。

美月と顕子は、新築にあうインテリアを一緒に探しにショップへ。

美月はシンプルなソファをいいと思ったが、顕子の反応を見て「やっぱりシンプルすぎるね」と言い、顕子の好きそうな華やかなソファを見つけた。

しかし、そのソファはなんと100マン超え…それを10マンと勘違いした顕子につっこみ二人は笑い合った。

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そこに松島がやってきた。

松島はたまたま、早瀬家に提案するための照明を探しにきていたのだ。

「これどうでしょう」と松島が見せた照明に、顕子はいい反応をしなかった。

「ちょっとさびしいかな…うちにはこういうのがいいかも」と美月は華やかな照明のコーナーへ松島を連れていく。

顕子もうれしそうだ。

「僕おじゃまでしたね。まるで恋人同士みたい」と松島。

「そんなことないんですよ、本当は彼氏とデートしてほしいんだけど奥手だから」と顕子。

「じゃあ僕が誘っても?」と松島。

「客の娘を?」と明子。

「ハードル高いですね」と松島。

「タイプじゃないです」と美月。

松島が去ると、松島についてあれこれ母子で評価をして話がはずんだ。

「別に独身でもいい」と話す美月に「結婚して幸せになってほしい」と顕子。

「今だって十分幸せ」と美月は言って、顕子の腕に自分の腕をからませて二人で帰宅するのだった。

松島が会社に戻ると、立原 真紀(壇蜜)が話しかけてきた。

松島は早瀬家に肩入れしている、と立原に言われてしまう。

肩入れしているつもりはないものの、松島は美月と顕子をかわった親子だと感じていた。

一方、浩司は、実は会社ではリストラ対象者の部署で働いていた。

しかし、それを家族には言えずに、新居を建設中なのだ、本当は明日をも知れぬ身なのだが…

数日後…

美月が授業をしていると、例の問題の子が授業に出ていなかった。

前のやりとりで、上手くいったと思っていたのに…。

そこで、母親にメールすると、「家に行ってみたら」とアドバイスを受ける。

美月は顕子のアドバイスどおり、ドーナツを持参して、家庭訪問に行く。

自宅に母親はおらず、弟と礼美がいた。

話をすると、その子は、「なんで教師になったの?」と不躾に尋ねてきた。

答える前に、そこに親が帰ってきた。

美月は礼美が保健室にいたり学校を休んだりしていることを知ると、礼美をきつくしかり、暴力をふるう勢いだ。

そして、ドーナツを持ってきた美月に対しても「無神経なんだよ、お菓子も買えないって、恵んでやってるつもりか。」と怒鳴った。

逃げるように礼美の自宅から出る美月…。

その頃、松島は新築の件で顕子と相談をしていた。

顕子は自分で華やかな柄を選んだ。

美月の部屋の壁紙は本人に選んでもらおうとする松島だったが、顕子は美月の好みは自分が分かると言って決めてしまう。

松島はやんわりそれを断る。

そして、話の成り行きで松島は、自分の母親と顕子が同じ名前であること、小さいころに両親が離婚して母親との思い出がないことなどを話した。

そんな話をしていると、美月が帰ってきた。

美月は家庭訪問のことを「うまくいった」と顕子に報告した。

「やっぱりママの言うどおりだったでしょう?」と顕子。

その後、美月は壁紙のサンプルを見て、結局は顕子が選ぼうとしたものを美月も選んだ。

松島と一緒に3人でドーナツを食べる。

「お似合いね」と顕子は言い、「もう一度デートに誘ってもいいわよ」と松島のことをすすめてきた。

その流れで二人はデートすることになってしまう。

その後、松島は建築中の早瀬家へ。

するとそこに浩司がいた。

もともとここは、浩司の実家だったのだ。

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浩司の母親が亡くなって、築50年だった家を無理してでも建て替えることにしたのだった。

「奥さんと、娘さん幸せですね」と松島が声をかけると「すっかり二人の家ですよ」と浩司は言った。

そのころ、美月は松島とのデートを断ってもいいかと顕子に話していたが、顕子は「松島さんは家族をもったらきっと大事にしてくれる。」と言う。

それだけでなく「本当はみっちゃんも松島さんのこと悪くないって思ってるんじゃない?」と言う。

「バカバカしい」と美月。

「ほら、みっちゃんがママの言うことそんなに嫌がるなんて珍しい。意識してるんじゃない?…ね、ママの言うとおりでしょう?」と顕子。

美月は頭をかかえた。

玲子の家を顕子が訪ねる。

玲子は美月に会いたがっていた。

「あんたに裏切られたわたしにとって、みっちゃんだけが希望の星だわ」と玲子は言った。

そのころ、美月の英語の授業をしていた。

礼美も授業には出ていたが美月に反抗的な態度をとる。

美月と松島のデートの日。

シンプルな服装で出かけようとする美月に、顕子は花柄のワンピールを着せて「一番みっちゃんらしい」と言った。

美月は本当はワンピースが好きではないのだが、昔から顕子は美月にはワンピースが一番似合うと言っていた。

美月が出かけると、顕子は浩司に松島は結婚しても同居してくれるような男性だと話した。

小さいころに母親をなくしているので美月が姑にいじめられることもない、と。

そして、顕子は「家を見てくる」と浩司に言い、でかけた。

実際は、美月と松島のデートを監視するため。

松島と美月は待ち合わせをして、二人は写真展へ。

そんなデートの最中、美月は松島に「無理してお母さんに合わせなくていいんじゃない?」と言われてしまう。

松島は美月が照明や壁紙など顕子の好みにあわせていることに気づいていたのだ。

「僕も母の顔色ばっかり見る子だった」そう松島に言われて、美月はハッとして、10円ハゲの部分をさする。

「だから、君のこと全部分かる。」と、松島が言う。

そこまで言われ、思いがけず松島の手を握ってしまう美月。

美月が今まで隠していた母親に対する気持ちに直面させられたのだ。

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感想

とても興味深い家庭の問題を扱った作品でした。

最初は、三角関係の恋愛ものかと、勝手に思い込んでいましたが、全然違いました。

子は親の言うことを聞かなければならない。そんな子供のころの固定観念。

それが、子が大人になっても、子を縛り付けてしまい、このドラマのような家族関係を生んでしまった、本当にそれでいいのか、そして、親も子供を自分のもののように扱ってはいないか、そんな問題提起をしてくるドラマでした。

このドラマの場合、玲子が顕子を監視し自分の思うように縛り付けて育てて、それを顕子も嫌だと感じてきているのに、実際は自分も美月に対して同じことをしています。

そして、そのことに顕子自身が気付いていません。

美月は顕子のことを全面的に信じ、顕子の気持ちを先にくんで、顕子の望むように生きてきました。

決して強要されるほどのことはなかったにしても、実際は言葉にしたり、無理やり強要したりしていないだけで、美月は母親の顔色を常にうかがって、顕子の望むことを誰よりも敏感にかんじてそのとおりにしてきたのです。

そこには美月自身の本当の意志や好みはありません。

それを苦痛だとも思わずに、よかれと思ってやってきたのですが、松島と会ったことで、美月は気づいてしまうんですよね、自分が知らずしらずのうちに、顕子の思うように生きてきていることに…。

顕子は自分の望むように、美月をそばに一生置いておくために松島が最適と思っただけだったのに、結果として、松島が美月と顕子を引き離すきっかけとなってしまうのです。

最近では、過干渉や毒親という言葉もありますが、このドラマの場合、親は毒親ではあるものの、子供のほうがそれに気づいていないならば、ある意味問題ではないんですよね。

気づいてしまってから、この親子関係がどうかわっていくのか…

理想の家族のようでいて、実は心を許しあえていない家族…早瀬家の問題は、母と娘の関係のみならず、父親との関係も問題ではあり…そんな家族が今後どういう結末をたどるのか、気になります。

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