ナオミとカナコ最終回結末逃げた?逮捕?出国ゲートを出たら外国? | きらりんぐEYES

ナオミとカナコ最終回結末逃げた?逮捕?出国ゲートを出たら外国?

      2020/06/04

フジテレビ系木曜22時「ナオミとカナコ」。

3月17日放送の第10話・最終回で直美と加奈子はにげきれたのか、捕まったのか?日本の警察はどこまでなら捕まえられるのか?調べました。

直美と加奈子逃げ切れたのか?

直美(広末涼子)と加奈子(内田有紀)は成田空港から出国予定だったのを、羽田空港からの出国に切り替え、陽子(吉田羊)たちの尾行を振りきって出国ゲートを通りました。

原作でも、ほぼこういう展開で、二人は、出国の手続きを終えて、ゲートをくぐった瞬間に「やった!」と逃げ切ったかのように喜びます。

ドラマでも、二人は手続きを済ませてゲートを抜けて、二人で「よかった」という感じでした。

そして、飛行機に乗るまでの通路をにこやかに歩きます。

それはもう、逃げ切ったかのようなさわやかな笑顔です。

その後、逮捕状がおりて、空港警察にも連絡が入り、警察がゲートを抜けて走っていく場面があり、そこでドラマは終了しました。

ここで気になるのは、逃げ切れたのかどうか。

単純に、ナオミとカナコが飛行機に乗り込み、飛び立つ時間と、警察が二人に追いつく時間という点も問題ではありますが、それよりも問題になってくるのが、空港内のどこまでが日本の警察の権限の及ぶ場所かという点です。

日本の警察の権限が及ばないところに二人がいれば、いくら二人を逮捕しようとしてもできない、もどかしい感じになってしまうわけです。

ということで、今回は、そういう法的には拘束範囲がどうなっているのか、調べてみました。

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空港内は出国ゲートを抜けると日本ではないのか?

ナオミとカナコの二人は、出国ゲートを抜けた=逃げた、という感じでいました。

しかし、実際、ゲートを抜けようが、搭乗手続きが終わろうが、飛行機内に入ってしまおうが、飛行機が離陸しない限りは日本にいることになります。

つまり、日本の警察の権限で逮捕できる場所ってことです。

もし、離陸してしまっても、この場合、中国に飛行機が着陸して、二人が入国審査を終えてパスポートにスタンプが押されるまでは入国したことにはなりません。

中国に飛行機が着陸してから、パスポートにスタンプが押されるまでの間は、厳密には仮入国の状態です。

ドラマでは決定的な逮捕の瞬間は描かれていませんでした。

原作でも、逃げ切れているような表現で書かれていましたが実際中国に入国した場面の記載はありません。

飛行機が離陸する場面もありません。

これをどう解釈するのか。

つまり、これは捕まったという解釈でOKではないでしょうか。

直美と加奈子は、犯行の計画もそうでしたが、下調べをしているようでしていない、というか、本人たちが完璧のつもりで穴だらけです。

防犯カメラの映像の存在など、通常はちょっと考えればわかるようなことさえも、見落としているくらいですから、完全犯罪ができるタイプではとうていないんですよね。

結局、この出国も、手続きが終われば、OKだと思っているのは直美と加奈子、本人たちのみなのです。

それは思い込みだけであり、実際は違うということに本人たちは捕まる瞬間まで気づかないのでしょう。

明らかな、逮捕現場は描かれませんでしたが、これは、捕まってしまった、犯罪は不成立だった、そういう解釈でよいでしょうね。

死体も出てしまっていますし、やはり日本の警察は優秀、これにつきますね。

原作小説

by カエレバ

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