ナオミとカナコ原作小説のネタバレあらすじ奥田英朗前半

      2016/12/23

フジテレビ系木曜22時「ナオミとカナコ」。

原作小説「ナオミとカナコ/奥田英朗」のあらすじをまとめました。

主な登場人物

小田直美

29歳。葵百貨店勤務。外商二課。独身。彼氏なし。一人暮らし。新潟県出身。

服部加奈子

29歳。直美とは大学時代からの友人で親友。既婚。子供なし。大手家電メーカーで働いていたが結婚してから専業主婦に。石川県出身。

服部達郎

31歳。ことぶき銀行の銀行員。見た目は好青年。

李朱美

中国人。上海出身。離婚して日本へ。池袋のチャイナタウンでカラオケ店と食料品店を経営する女社長。

斉藤

葵百貨店の顧客。病院の院長をしていた夫に先立たれた一人暮らしの裕福なおばあさん。インターネットが苦手。

林竜輝

30歳。朱美の店で働く中国人。妻と子どもは中国にいて一人出稼ぎに来ている。見た目が達郎にそっくり。

陽子

達郎の妹。29歳。独身。大手不動産会社の企画開発を担当するキャリアウーマン。活発で自信家。

山本

達郎の同僚。

原作 あらすじ

葵百貨店に勤める直美は、外商二課で個人客を担当していて忙しい毎日を送っている。

ある日直美は大学時代からの友人加奈子と食事の約束をしていたのだが、当日になり加奈子から体調が悪いから別の日にしてほしいと連絡を受ける。

直美は、デパ地下で食べ物を買って帰り道に加奈子のマンションへ寄ることにした。

直美がインターフォンを押すと、加奈子は出たのだが、何か様子がおかしく、いざ対面してみると加奈子の頬はボールのように腫れていてどずぐろい痣があった。

隠そうとしても隠しきれないそのケガを見過ごせずに、直美は家に上げてもらい話を聞く。

加奈子は、夫の達郎からDVを受けていると話したのだった。

酔っぱらって帰ってきた達郎が求めてくるのを拒否したのがきっかけで始まったDVは今までに繰り返し行われていた。

直美はその事実にショックを受けた。直美の父親も母親にDVをしていて、その記憶がよみがえった。

ある日、直美は外商のカード会員相手の商談会の仕事があった。

その日の相手は、華僑だった。百貨店にとって華僑は重要なお客様で、ネットワークが強いため、一人のお客様が多数のお客様や利益へとつなげてくれることが多々ある。

その日、陳会長が、予定にない華僑を沢山連れて商談会にやってきた。

予定にないことだったため、百貨店の従業員は人数が足りず、一人で数人のお客様を相手することになってしまう。

直美が対応していた華僑の女性がとある時計を試着し気に入っていたが、その時計の値段は300万円。

その値段を聞き、高いと女性は諦めた。

その日の商談会の売り上げは上々だったのだが、片づけをしているときに、商品が1つ足りないことに気付く。

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その商品とは、直美が女性に見せていた300万円の時計だった。

直美はその時計を万引きしたのはあの女性ではないかと疑う。

芳名帳によりその女性の名前は李朱美ということが判明した。

だが、百貨店としては、盗まれたとしてそのお客様を疑い、そのことにより、華僑を敵に回すことは大きな痛手だった。

そこでとりあえず遺失届をだすことになった。

そんな中、直美は加奈子と会う。

加奈子の顔のケガはだいぶマシにはなっていた。

直美は、加奈子に離婚をすすめたが、加奈子は、もうしないと言っているから、ときかなかった。

加奈子の実家に相談するとか、病院へ行き、ケガの診断書をとって警察に被害届を出すとか、直美が提案するものの、加奈子は全てを否定した。

そんな加奈子を直美は自分が守ってやろうと思うのだった。

時計が万引きされてから1週間がたったころ。

警察署からその時計が2度質屋に持ち込まれて、見積もりをしてもらっていたことが判明したと連絡が入る。

そして、その店の防犯カメラに写っていた時計を持ち込んだ女は、まぎれもなくあの、李朱美だった。

しかし、時計の件をあくまでも事件にはしないというのが百貨店の上の判断であり、結果として、外商で李朱美から時計を返却してもらうか、買い取ってもらうかで処理をすることとなる。

直美と上司は李朱美に会いに行く。

李朱美は池袋のチャイナタウンで中国人向けのカラオケ店と食料品店を経営する女社長だった。

朱美の事務所へ出向き、時計の件で話をする直美と上司。

朱美は、時計はタダもらえるものだと思って間違って持って帰ったと、言い訳をした。

買うか返すかだと言うと、朱美は返すと言ったが、今手元にないから明日また取りに来てほしい、という。

一旦それを了承し、直美たちは引き上げるが、明日から一緒に朱美のところへ行った上司は出張のため次の日は直美が一人で向かうこととなる。

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次の日、直美がまた朱美に会いに行くと、朱美はまた時計を用意しておらず、もう1日だけ待ってくれと言った。

仕方なく、あと1日だけということで、その日その約束を1筆書いてもらい、直美は帰る。

その日の仕事帰りに、また直美は加奈子のところへ寄る。

デパ地下で買ったものを二人でつまんでいると、いつもは遅い加奈子の夫達郎がその日に限って早く帰宅してしまう。

達郎と直美は顔を合わせることになった。

加奈子の顔の傷はよくなったもののまだ完治はしておらず、達郎からしてみると、直美にDVがバレたというきまずい対面となる。

早く帰ろうとする直美に、達郎は、外商の顧客の富裕層を紹介してくれ、と話した。銀行の営業ノルマがキツイからと…。

その次の日。

朱美はきちんと時計を用意していた。

だが、直美は朱美に、時計に傷があるから買い取るように強気で話をする。

朱美は300万円も払えないと言った。

直美は傷のあるベルトだけ買うよう薦めるが、ベルトだけ購入しても意味がないと朱美。

朱美は直美にどうにか許してくれ、とお願いをした。

そこで直美は、手ぶらで帰るわけにはいかないから、30万程度の別の時計を買わないか、と持ちかけた。

朱美はしぶしぶ、直美が進めた30万円の時計の購入を決めたのだった。

そして、その交渉術を買われて、直美は朱美に気に入られ、直美を介して買い物をしたりするようになった。

次第に、直美も朱美のことを嫌いではないと思うようになっていた。

そんな中、直美が加奈子を誘うと、用事があり出かけるからと断られる。

直美は、本当に加奈子が用事があるのか疑い、加奈子のマンションへ向かい外から部屋を見ると電気がついていた。

そこで直美はインターフォンを押し、無理やり部屋へ入れてもらう。

加奈子は顔中に内出血があり瞼が腫れて目も開かないような状態で、唇も切れていたのだった。

それを見た直美はもう離婚しかないと強く説得しようとするが、加奈子はそんなことをしたら、自分も自分の家族も達郎は殺しかねないと本気で訴えた。

「いっそ殺そうかあんたの旦那」と直美。

日本の警察は死体が出てこないかぎり捜査はしないらしい。

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