カルテット感想と予想ありすの本心は?クドカンのラブラドールとカラーボールの意味も

      2017/04/06

TBS系火曜22時「カルテット」。

2月14日放送の第5話の放送を終えて…

吉岡里帆さんが演じる来杉有朱(きすぎありす)の強烈キャラクターに「怖い!」と騒ぐ人多数。

第5話のありすは、自分が巻真紀(松たか子)が夫・幹生(宮藤官九郎)のことを殺したのではないかと疑っていることを暴露してしまいました。

巻と世吹(せぶき)すずめを追い詰めていく刺さる言葉の挙句が「大好き、大好き、殺したい!」この言葉の強さに、震えた人も多かったでしょう。

ここでは、そんなありすちゃんの言動や人間性について、そして、ラストに出てきた巻真紀の夫・幹生の生きているシーンの謎(足元の汚れや手の血)について考察&予想していきます。

第5話 ありすの目的は?考察してみた

来杉有朱(きすぎありす)の人間性は?

今までのストーリーで判明したありすちゃんの言動や過去をおさらいしましょう。

  • アキバで地下アイドルをしている。
  • 実家は裕福ではなく、実家は狭いマンション(アパート?)。両親と妹、おじいちゃんも一緒に暮らしている。(→ありすはひとり暮らし)
  • あだ名は淀君。学生時代はありすのいるクラスは学級崩壊。付き合った元カレは、パチプロになってしまったりという過去あり。
  • 目がいつも笑っていない。
  • すずめが巻の義母・鏡子(もたいまさこ)の依頼で動いていたことを知って、すずめを恐喝。

一見、かわいくて愛想のいい女の子なありすちゃんですが、中身はなかなか…おそらくいつも冷静で、策略家。

腹の底は誰にも見せないし、癖の強い人物です。

人との距離も自由自在というか、グイグイつめるところはつめて、普段は意図的に自分で距離をあやつっている感もありますよね。

  • 正義は大抵負ける
  • 夢はたいていかなわない
  • 努力はたいてい報われない
  • 愛はたいてい消える

これは第5話のありすの言葉ですが、これってきっとありすが生きてきた中で自分が感じてきたこと、ですよね。

おそらく、ありすも正義や夢、努力、愛を信じていたこともあったはずですが、家庭環境なども含めて今までに経験したことからこう思うようになっているんでしょう。

第5話での巻(松たか子)×すずめ(満島ひかり)×ありす(吉岡里帆)のシーン

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すずめは鏡子の手伝いをすることを断ることにしていたものの、鏡子は結局すずめにそれを許さず、だから最後の報告のつもりで鏡子に連絡を入れます。

ですが、電話に出た鏡子は「あなたもういらない」と電話を切ります。

その理由は、ありすを後釜にしたからでした。

鏡子はありすに巻について調べるよう依頼をしていました。

そうして…ある日。

すずめが別荘へ戻ると、ありすが来ていました。

アキバ時代に着ていた衣装を巻につかってもらおうと持ってきたということでしたが、リビングで話すありすのポケットにはレコーダーが見えていて…すずめはそこでありすと鏡子の意図を察知します。

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「まだ喧嘩続いているの?」と巻。

多可美(八木亜希子)と大二郎(富澤たけし)の喧嘩のことを聞きます。

大二郎が多可美の携帯を勝手に見ることに対して、多可美は結局パスコードをかけることにしたのだが、大次郎が「夫婦の寝室に鍵をかけるようなことはするな」と怒ったとのこと。

「巻さんって彼氏の携帯とか見たことあります?気にならないですか?」とありす。

「ないです。気にならないってことはないですけど」と巻。

「見る人って相手のこと疑ってるんですかね」とありす。

「うん、あとはその人の全部を知りたいとか」と巻。

「浮気はばれなかったらしてもいいってやつ、どう思います?」とありす。

「ばれてもばれなかっても浮気はだめじゃないですか」と巻。

「わたしはばれないようにしてくれたらいいかな」とありす。

「ばれなかったらしてもいいってズボンはいてるけどノーパンってことですよね。気持ちわるじゃないですか」とすずめ。

「人間関係って全部ズボンはいてるけどノーパンみたいなことじゃないですか。わたしはズボンはいてたらノーパンでもいい」とありす。

「嘘つかれてもいいの?」と巻。

「全部じゃあれですけど7割本当だったら3割嘘でも本当ってこと」とありす。

「人間は7割水だよ?人間、水?…わたしも前はそんな感じあったけど、たとえばすずめちゃんなんて嘘が全然ない人だしそういう人と一緒にいる人が大切っていうか。正直で感情がまっすぐな人って一緒にいてこんなに楽なんだって。こないだもいろいろあってね、また道端で演奏しようね。」と巻。

「でも夫婦って嘘でなりたっているものでしょ」とありす。

「夫婦にも嘘はないほうがいい」と巻。

「巻さん既婚ですよね、ご主人嘘つかない人ですか、ご主人に本音で話してるんですか。」とありす。

すずめがロールケーキの話を持ち出すも、ありすは強行突破。

「巻さん主婦業どうしてるんですか。おうちあけててご主人怒られないんですか。」とありす。

「夫は今いないんです、一年前にいなくなっちゃって。」と巻。

「家出系ですか?」とありすはずかずかと聞く。

ありすをとめようとするすずめ。

「だめなんですか。知りたくないですか」とありす。

「わたしもわからないけど夫とは多分、わたしの片思いだったんじゃないかなって。夫もきっとズボンはいて隠してた。もう恋愛感情ないってこと」と巻。

「夫婦って普通、恋愛感情ってないでしょう」とありす。

「そうかな、でもどきどきって夫婦にもあったほうがいいじゃない。その気持ちがないのに続けるって偽りって思う」と巻。

「え?なんなんですかその夫婦の安全神話。巻さんそのドレス本当に気に入ってます?ちょっとどうかなって思ってません?でもこの子がわざわざ持ってきてくれたからって思ってません?…ほら

巻さんも嘘つき」とありす。

ありすはいらないドレスだったから持ってきたものの、巻が気にいるとは思っていなかったようすで…

「なんでそんな」とすずめ。

「え?すずめさんは嘘つかないんですか」とありす。

「…なんですか?」とすずめ。

「本当は嘘つきでしょう。この世で一番の内緒話って、正義はたいてい負けるってことでしょう。夢はたいていかなわない、努力はたいていむくわれないし、愛はたいてい消えるってことでしょう。そんな耳障りのいいこと口にしてる人って現実から目そむけてるだけじゃないですか。だって、夫婦に恋愛感情なんてあるわけないでしょう。そこ白黒はっきりさせちゃだめです、したら裏返るもんオセロみたいに。大好き大好き大好き…殺したいって。違います?夫婦に恋愛持ち込むから夫婦間で殺人事件おこるんじゃないですか?」とありす。

「わたしに何か思ってることがあるの?」と巻。

「結局、ご主人どうしていなくなったんですか」とありす。

「それはわからない、わからないけど…」と巻。

「ご主人もう生きてないかもしれませんね」とありす。

巻はロールケーキをとりに行こうとして席をたちます。

ありすも巻をおいかけて席を立とうとしますが、すずめがひきとめようとして…すると、その拍子にありすのポケットからレコーダーが飛び出してしまい床に…巻の足元までころがってしまいました。

巻がそれを拾い上げて、再生すると、唐揚げの話をしていた(第一話)ことなど、過去の巻との会話が…

すずめは泣きそうな顔で巻をじっと見て…巻もじっとすずめを見て…

「ごめんなさい、巻さんのご主人のお母さんに頼まれたんです、あの人おかしいんですよ、巻さんがご主人を殺したっていうんです」とありす。

巻は以前すずめの洋服についていたゴミが、鏡子のバッグのものだと腑に落ちます。

「わたしたちは絶対妄想だと思ってたから、巻さんのこと信じてたし。だから調べてあげようと思って。ね?」とありすはすずめに同意を求めます。

「そうなんだ、ありがとう」と巻。

すずめは出ていってしまいます。

「わたしたちは巻さんの味方ですから」とありす。

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ありすは何が本当はしたかったのか

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普段、自分の本心は隠しながら、目の笑っていない笑顔の仮面をかぶってそれなりの人間関係を築きながら暮らしているありす…

ですが、きっと人の見せたスキのようなところにはつけこんでいくタイプ…

4話で鏡子とすずめのやりとりをスーパーで聞いてからずっとたくらんでいたんでしょうね。

学級崩壊をさせてきた過去のあるありすが考えたのはきっと、カルテットの4人の共同生活・人間関係崩壊。

鏡子からの報酬も魅力的だったに違いないでしょうが、それよりも、きっと、なんだか仲良しこよししているカルテットの4人のことを崩壊させてやろうと思ったのではないかと。

きっとありすから見て、いい年してわけありそうな4人が仲良しこよしして共同生活してる姿は、なんだかきれいごとのように見えていたのかもしれません。

あのありすがどんどん巻に切り込んでいくシーン、表向きは巻を追い詰めて真実を聞き出そうとするありすだったはずですが、実際は、すずめを追い詰めていて、そして、巻は言葉以上にいろんなことを感じて、納得したりショックを受けたりしていたはずだけど、そこは大人の対応というか、全てを言葉にもしないし、取り乱すこともなく。

ありすはすずめを追い詰めたかったのと、巻が綺麗事を並べるその言葉にきっとイラっとしてしまったんですよね。

あそこまでヒートアップしたのは、ありすの中では予定外だったのではないでしょうか。

もう少しうまくやれるはずだったのでは?ありすは巻をあおって真実を引き出そうとはしたものの、いつまでも冷静な対応な巻に自分が逆に必要以上にヒートアップしてしまい…ありすとしては失敗したのでしょうね。

ありすはまだ子供で、巻のように大人な対応はできず…

いくら策略家だったとしても、巻のほうが何枚も上手だったとも言えるでしょう。

それは、策略とか故意とかそういう部分ではなく、経験による「大人」な部分、人間性の部分の差からくるものではないかな、と。

巻の夫・幹生役はクドカン(宮藤官九郎)!幹生についての考察&予想

第5話のラスト、巻の夫が生きていることが判明。

すずめが偶然ぶつかった男こそが巻の夫・幹生きだったんですよね。

足元はなぜか蛍光色で汚れていて、手には包帯で血が滲む男。

怪しさ満点ですが、その上謎なのはカルテットドーナッツホールのビラを持っていたこと…

巻の夫のカラーボールとラブラドールの理由は?

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巻の夫は、巻がコンビニに行っている間にいなくなっていた男です。

すずめがぶつかったとき、夫の姿は足元が蛍光色に汚れていて、手には包帯。

ユニクロの袋をさげていたものの、中身はユニクロの買った洋服ではなく、ユニクロの袋をバッグとして使っているような感じでごちゃごちゃといろんなものがつめられていました。

このことから、考えて、まず「まともな暮らしはしていない」というは間違いありません。

足元のあの汚れは、カラーボール。

カラーボールって、コンビニや銀行などに置いてある防犯用のものです。

犯人に印をつけるためのもので、つけられた汚れはちょっとやそっとでとれるものではありません。

そして、手の傷。

めちゃくちゃ小さい声でしたが「犬に…ラブラドール…」といっていました。

犬に噛まれて手を負傷しており、しかもその傷は割と新しい…のですが、そもそも犬を巻は飼っていませんし、失踪してろくな暮らしをしていない男がラブラドールなんて飼うとは考えられません。

ラブラドールって、大型犬ですし、大型犬=お金もかかるしたいていの場合は富裕層が飼っているものです。

以上のことから考えると、巻の夫は失踪後まともな暮らしをせずに食いつないでいること、コンビニ強盗や、泥棒をしているのではないかということが考えられます。

ラブラドールに噛まれたのは、どこかの家に泥棒に入ったのではないでしょうかね?

巻の夫が軽井沢にいた理由は?

すずめがぶつかった場所って、あれは軽井沢なのでしょうか?東京設定?

おそらく、夫は、あのカルテットのビラをどこかで手に入れ、それを見て、巻が軽井沢にいることを知ったんですね。

家には帰れなかったくせになぜ軽井沢にはのこのこ来ることができるのかそこはまた謎ですが、そういうちょっと謎なタイミングで謎な行動をするような男がきっと巻の夫の幹生という人物なのでしょう。

犯罪レベルのことをしつつどうしようもなくなったときに、頼れる人は妻である巻真紀しかいなかった、ということではないかと。

本当に困ったそういうときに、母親でもなく真紀をたよってくることに、愛を感じるのか、やっぱりそれは違うと真紀がはねのけるのか、そこがみどころでもあるかなとは思いますが、夫を受け入れる(助ける)と、カルテットの活動に影響が出てしまうので、3人は反対するのかなーと。

犯罪者をかばう行為はよろしくないですから。

真紀がカルテットをとるか、家庭(夫)をとるか、そういう選択をすることになりそうですね。

結果として、選ぶのはきっとカルテットでしょう!

余談になりますが、元カレも崩壊させてきたありすが実は巻夫婦に関わっていて、巻の夫の彼女だったりして、真紀がそれを知らなかっただけで…

とかだったらちょっと怖すぎますよね…ありすの怖さ最大限になる展開はコレですが、視聴者としてもそれはあまりにも残酷な展開なので妄想の範疇であってほしいです。

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