下剋上受験第3話感想ネタバレあらすじつるかめ算・信一の仕事はどうなる?

   

TBS系金曜22時「下剋上受験」。

1月27日放送の第3話のあらすじと感想をまとめています。

第3話 あらすじ

部屋のリフォームも完成し、早速“俺塾”を開始した信一(阿部サダヲ)。

約束通り、佳織と一緒に同じ問題を解く信一。

信一の解いた結果は、意外にも出来がよく全問正解で佳織は「父さんすごいね」と尊敬の眼差しだ。

実は、信一は佳織が寝た後で、翌日の分の問題を予習していたのだ。

一方、集中して夜遅くまで勉強を頑張っている佳織は、勉強が終わったとたんぐったりと疲れて布団にバタっと倒れ込んで一瞬で寝てしまうほど。

朝も寝坊気味で、遅刻して校門を閉められてしまう。

すると、クラスメイトで受験を考えているらしいと噂の健太郎が、校庭の敗れたフェンスから中に入れるところがあると教えてくれる。

その頃信一は、もっと効率的に勉強が進められないかと、塾で使っているテキストを手に入れたいと考えていた。

受験経験者の会社の後輩・楢崎(風間俊介)に「昔使ったテキストはないのか」と尋ねるが、もう何年も前の話で楢崎はとっくにテキストは捨ててしまっていた。

塾にテキストだけ売ってもらえないかとも問い合わせてみたが、やはり向こうも商売、それは無理だと断られたのだ。

そこで、信一は塾の卒業生に使い終わったテキストを譲ってもらえないかとひらめく。

塾に卒業生を紹介してもらえないかと頼みに行ったところ、偶然出会った卒業生の親に話しかけ、軽快な営業マントークでまんまと相手を気分良くさせ、テキスト一式を無料で手に入れることに成功する。

しかし、信一がそんなことに駆けずり回っている頃、一人仕事を押し付けられている楢崎は不満を募らせていた。

信一の分の仕事まで一人でこなしている楢崎は疲れが溜まっており、それに加えて、最近会社に顔も出さない信一の行動に顔をしかめている部長の長谷川(手塚とおる)に、楢崎が嫌味を言われてしまったからだ。

信一がさっさと帰宅した後も、残った仕事をこなして遅くまで残業していた楢崎。

部長が帰宅準備を整え、楢崎に話しかける。

「お前も人がいいな。しかし、桜井もいいところはあるんだがな。愛想もいいし、元気もある。だから営業成績も悪くなかった。しかし、最近は全然ダメだな」

「娘さんが中学受験することになって、忙しいみたいです」

「中学受験!?はは~ん、あいつ、自分が中卒だろ?学歴コンプレックスってやつだな。お前も付き合うヤツを考えた方がいいぞ?」

「どうゆう意味ですか?」

「俺たちとは、住む世界が違うんだよ」

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部長はニヤっとそう言って、帰っていった。

テキストを手に入れた信一は、早速“つるかめ算”について勉強を始める。

“つるかめ算”は、中学受験では必ず出題されるという必須項目なのだ。

佳織にわかりやすく教えるために、折り紙で鶴と亀を折って教えることを思いついた信一。

この問題の解き方が、かなりわかりやすくて面白い!

「問題:鶴と亀が合わせて8匹います。足の数は26本。さて、鶴と亀はそれぞれ何匹ですか?ただし、鶴の足は2本、亀の足は4本とする」

信一は、まず鶴の折り紙を8羽並べる。そうすると、鶴の足は2本だから全部で8×2=16本。

まずは、全て鶴で考えることがポイントだ。

そして、1匹を亀に変える。すると、2本だった足が4本になったのだから、足は18本になった。しかし、26本にするにはまだ足りない。

もう1匹を変える。すると、また2本増えるのだから、足は20本。

さて、あといくつ足りないか?あと6本足りない。ということは、2×3=6本だから、あと3匹変えればいい。

そうして、並べた折り紙を数えてみると・・・鶴が3匹、亀が5匹。2×3=6本+4×5=20本で合わせて26本というわけだ。

これには、佳織もすぐに理解できた。

信一の教え方が功を奏し、佳織は勉強の楽しさを感じていた。

しかし、確実に疲れは溜まっていた。

授業中に寝てしまうことが多く、そのことで担任教師のみどり(小芝風花)から家庭訪問をしたいと言われてしまったのだ。

ある日、香夏子は信一の父・一夫(小林薫)のもとを訪れていた。

信一は

「親父からチャンスを与えてもらえなかった」

とこぼすことが時々あった。

香夏子は、そのことについて一夫に聞いてみる。

一夫は、信一を自分のもとで修行させたり、知り合いの寿司屋を紹介したりもしたが、どれも続かなかったのだと言う。

一夫は自分が中卒であったし、信一の成績も良くなかったことから、高校に行かそうとは思わなかったのだ。

そして、ちょうどその頃母親の調子が悪くなりそのまま亡くなるというトラブルもあった。

そんなこんなで、信一は流れに任せて仕事を転々とし、今の不動産会社に落ち着いたのだ。

一夫は

「男は結局手に職だ!」

という考えの持ち主の頑固親父だった。

ある日、佳織のクラスで漢字の抜き打ちテストが行われた。

「桜井さんは、いっぱい勉強しているんだから、こんなテストは簡単でしょう?」

とみどりは皮肉たっぷり。

麻里亜(篠川桃音)は80点だったが、その結果に納得できずにナーバスになっていた。

佳織はというと、30点だった。

友達には

「受験勉強してるんだから、100点でしょ?」

と言われて、答案を見せることができない。

そして、ついにみどりが家庭訪問にやってくる。

みどりは受験には大反対であることを信一と香夏子に伝え、受験を推奨したという信一に抗議する。

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「それは本当に娘さんのことをお考えになってのことですか?ご自分ができなかったことを、娘さんに押し付けてるだけじゃないですか?中学受験の大半は、親の見栄です!」

そう言い放つみどりに、香夏子は俺塾の部屋の中を見せ信一の本気度を見せつける。

しかし、そんなことでみどりはひるまない。

「小学校の最終目的は、人間形成です!」

信一が言い返そうとすると、それを遮ってこう続ける。

「あなたの言いたいことはわかっています。自分が中卒で苦労した。だから、お子さんには自分と同じ苦労はさせたくない」

「でも、娘もやりたいって言ってます」

「やりたいって言うに決まってるじゃないですか!お父さんに気に入られたいから!」

実は、みどりもまた父親に期待を押し付けられて、受験を半ば強要されていたのだ。

無理して難関中学に入っても、すんなり入れた他の生徒についていけなくて、それからずっと苦労する苦しみもあるのだと懇々と信一に説教する。

すると、佳織が泣きながら叫ぶ。

「お父さんをいじめないで!佳織は、お父さんと勉強するのが楽しい!お父さんは、佳織が寝た後も勉強してるんだよ!テストだって、佳織よりもできてて、本当は頭いいのに。佳織が泣いたら一緒に泣いて、佳織が笑ったら一緒に笑って。だから佳織は、お父さんの代わりに高校に行って、大学に行って、お金持ちになって・・・」

泣いて喋れなくなった佳織は、信一に抱きつく。

「お父さーん!佳織、頑張るから!受験も、学校の勉強も!頑張るから!!」

その様子を見て、さすがにみどりも黙って帰っていった。

しかし、信一は心の中で自分に問いかけていた。

本当にこれは、佳織のためなのか?

本当に佳織は、幸せになれるのか?

塾の卒業生から譲り受けたテキストを眺めていた信一は、至るところに付箋が貼り付けられ書き込みがされていることに気がついた。

どの問題を何回解いたのか、どうゆうところで間違えたのか、事細かに書き込まれている。

受験生の親が、書いたのだ。

子供と一緒になって、戦ってきた証だ。

これは、親の愛。親の力。

見栄やハッタリだけで、これを続けることはできない。

そこで、信一は時間割を作る。

ちゃんと睡眠時間を確保したうえで、効率よく勉強時間を作るためだ。

そこにはテレビの時間はなく、香夏子はたまには息抜きの時間も大切なのにとちょっと不満げだ。

しかし、香夏子もまた二人の勉強を応援しようと頑張っていた。

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お風呂に漢字をたくさん書いたものを貼り付けて、お風呂の時間に漢字の勉強ができるようにしたのだ。

翌朝、信一と佳織を送り出した後、香夏子は勝手に時間割に「テレビの時間」と書き加える。

しかし少し考えてから、その上から「家族の時間」と書いた付箋を貼り付けた。

その日もまた、佳織は遅刻して校門から締め出されてしまう。

すると、麻里亜も遅れて来て困っていた。

佳織は、麻里亜の手を取り、秘密のフェンスの抜け穴に連れて行く。

すると、健太郎がちょうど入っているところだった。

3人は助け合って、抜け穴を通る。

受験のライバルとなるこの3人の仲は、ちょっとずつ縮まっているようだ。

教室に入ろうとした佳織は、みどりに声をかけられた。

「あなた、お父さんのことが好き?」

「はい!」

「先生、あなたのことが羨ましいわ。あなたたちくらいお互いのことが好きなら、うまくいったのかもしれないわね」

「先生は、自分のお父さんのことが好きじゃないんですか?」

「・・・今となっては、よくわからないわね」

みどりはさみしそうに呟いた。

その日の授業は、“つるかめ算”だった。

自信を持って手を挙げた佳織を、みどりはあてる。

佳織はスラスラと答案を黒板に書いた。

「素晴らしいわ。答えだけじゃなく、そこにたどり着く考え方もしっかりしている」

信一に教えられたことは、確実に佳織に身についていた。

一方、出社した信一は、楢崎の不満にも気づかずに能天気に話しかける。

楢崎に押し付けた客は無事成約したが、信一はその客の名前も覚えていない。

楢崎は限界だった。

朝礼でノルマ達成の報告を行った。

楢崎は成約した客の報告をする。

そして、部長が信一にも報告を求める。

「楢崎くんと一緒です。一緒に担当したセールスなので」

とちゃっかり。

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「そうなのか?」

部長が確認すると

「いいえ、桜井さんはこの件に関して何もやっていません。これは、僕一人の売上です!」

とキッパリと言ってのけたのだった。

信一は、楢崎の言葉にショックを受けていた。

信一は学校の勉強はできなくても、人の気持ちだけはわかっているつもりだった。

なのに、この大学出のインテリの後輩が、悩み苦しみ傷ついていることにまるで気づかなかった。

信一は自分が情けなかった・・・。

楢崎の気持ちを受けて、信一のとった予想もできない行動とは・・・!?

受験まで、あと461日。

感想

今回は、担任教師みどりがウザイ感じかな~と予想していましたが、みどりの過去が明かされて意外にも感動的な感じになりましたね。

「自分が苦労したから、子供には同じ苦労をさせたくない」という信一の気持ちを自分の父親に重ね合わせて反発していたのですね。

みどりは、父親に強要された中学受験で自分が失った友達と過ごす貴重な時間を、佳織にはちゃんと経験させてあげたかったんですね。

結局は、それも“自分にできなかったことを押し付けている“という意味では、信一と同じ。

でも、それって悪いことじゃなくて、親心と同じくらいに生徒の幸せを考えているからってことですよね。

けっこういい先生じゃん!って思いました。

そして、信一の後輩の楢崎!そりゃ不満が溜まって当たり前の状況なのに、最後の「勉強はできなくても、人の気持ちはわかると思ってた」ってセリフにえぇ~~!?です。あれだけ仕事全部押し付けて、ノルマ達成発表のときに「自分の成績です」ってあっけらかんと言えちゃうなんて、人から嫌われること必死のKY野郎でしょ!

阿部サダヲさんの天然キャラだからまだ見ていられたけど、普通ならあれは風間俊介くんが主人公で嫌な同僚に苦しめられるってゆうストーリー。

脇の悪役で出てくるとんでもないキャラですよ。

でも、楢崎の不満に気づくなり、4話では信一が仕事辞めちゃうらしいので、そこはやっぱり純粋キャラ!

そして、楢崎も結局はいい子なので、負い目を感じて信一の受験勉強に協力してくれるらしいですね!

難しい勉強をわかりやすく教えてくれる“つるかめ算”のシーはン面白かったので、次も期待します!

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