コピーフェイス原作小説のネタバレあらすじとドラマ最終回結末予想

      2017/01/21

NHK金曜22時「コピーフェイス~消された私~」。

飛行機事故に遭った、記者の広沢和花(ひろさわのどか・栗山千明)と朝倉クリニックの理事長婦人の朝倉芙有子(あさくらふゆこ・栗山千明)の二人が、遺体確認の際に取り違えられてしまい、生きていた和花が、芙有子として、全身整形されてしまって…というドラマになっています。

栗山千明さんが一人二役ということで、したたかで悪女だった芙有子と、愛情を持って娘のゆまや夫の朝倉柊二(しゅうじ・佐藤隆太)と接する和花の全く違う女性を演じていまして、その演じ分けや、美しさに、見入ってしまっている人も多いことでしょう。

このドラマには原作小説があります。

今回は、その原作小説の内容、結末と、それをふまえた上でのドラマの最終回の結末を予想・考察していきます。

コピーフェイスの原作小説の結末は?

「コピーフェイス~消された私~」の原作小説は…

コピーフェイス~消された私~
サンドラ・ブラウン

です。

2016年10月28日に発売された新刊となっていますが、この小説は、もともと、1990年に「私でない私」というタイトルで発売されたもので、内容はそのままに日本語タイトルがドラマのタイミングで変更されて発売されています。


コピーフェイス: 消された私 (新潮文庫)

コピーフェイス サンドラ・ブラウン 小説の結末は?

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原作小説は、そもそも、ドラマとは登場人物や設定がかなり違います。

和花にあたるのはエイブリーというテレビレポーター。

芙有子にあたるのは、キャロル。

柊二にあたるのは、テートで、上院議員候補。

キャロルとテートの娘は、マンディ。

柊二の父親・弘明にあたるのはネルソン。

柊二の母親・佐枝子にあたるのはジー。

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小説は美容クリニックの話ではなく、テートの上院議員選挙に向けての話となっています。

飛行機事故のあと、エイブリーはキャロルとして全身整形されてしまうのですが、その入院中、まだ自由に動くことも話すこともできない時期に、「テートを生かしてはおけない。上院議員にするわけにはいかない」と誰かに話しかけられます。

この相手が誰なのか、このときのエイブリーは確認ができません。

ただ、ごく身近な人物がテートの命を狙っていること、そして、キャロルはその共犯者であったことを知ったのです。

自分はキャロルではない、と言いたいものの、それを言ってしまうと、暗殺計画を知っている自分の命も危ないし…テートの命も助けられない…

キャロルは、テートのことを愛し始めていたこともあり、また、自分がリポーターとしてスクープをつかみたいという気持ちもあり、キャロルとして生活することにするのです。

そもそもキャロルは、妻として母としては最悪で、テートとの仲も全然よくなかったのですが、エイブリーはマンディのことをかわいがり、テートとの関係も修復するような生活をしていきます。

テートはそんなエイブリーを再び愛するようになります。

生活をしている中で、テート暗殺計画が本当のものであるとエイブリーは感じます。

キャロルしか気づかないところに、共犯者と思われる人物からのメッセージが何度も送られてくるからです。

エイブリーは、テレビ局のディレクター・アイリッシュ(ドラマで言うところの橘・鶴見辰吾)やカメラマン・ヴァンに、テート暗殺計画のことを話してその犯人を探っていくのですが…

選挙活動中に、シルバーグレイの男が目につくようになります。

何かをしてくるわけではないものの、テートとキャロルの行く先々で、シルバーグレーの男を目撃、エイブリーはその男がテートもしくは自分を狙っているのではないかと考えます。

選挙が近づいてきたある日。

エイブリーがシャワーを浴びているところをテートが目撃。

キャロルにはなかった盲腸の手術痕を見て、テートは、自分の妻がキャロルではないことに気づきます。

キャロルはそこで、テートに自分がエイブリーであること、本当のことを言えなかった理由を話します。

テートはそれをそのまま全部は信用してくれませんでした。

選挙が近づいてくると、エイブリーは基本的にホテルに缶詰状態。

自由に出歩くことも、ヴァンやアイリッシュと連絡をとることもできなくなります。

ヴァンはテレビの昔の映像を毎日毎日見続けました。

そこになにかヒントがあると信じて…

そして、決定的な証拠を見つけるものの、エイブリーにそれを伝える手段がなく、結果的には、私書箱へそれを預けます。

それが最終的な連絡手段だったからです。

しかし、ヴァンはその後、何者かによって殺されてしまう…

選挙当日。

ヴァンが行方不明だと気づいたアイリッシュはどうにかエイブリーと連絡をとろうとしますが、そのアイリッシュも何者かによって殺されてしまいます。

選挙では、テートの当選は確実となっていました。

周りが盛り上がる中、エイブリーは自分とテートの身の危険を感じ震え上がっていました。

アイリッシュやヴァンと選挙当日の打ち合わせをしていたのですが、二人の姿が見えないことに不安を感じ、テートの兄・ジャックの娘で選挙活動を手伝っていたファンシーに最後の連絡手段である私書箱を見てくるよう頼みます。

テートの当選が確実となり、記者会見の場へと向かうテート。

エイブリーは一人ファンシーがとってきてくれた私書箱の中にあったビデオテープをチェック、そして、その犯人に気づきます。

祝福に満ち溢れた会場で、壇上に上がったテート、そして、舞台袖でテートを見ているシルバーグレー。

エイブリーは危険を察知し、テートを守ろうとします。

エディ(テートの選挙参謀で親友)はテートを狙って発砲。

エイブリーがテートを突き飛ばしたので、テートは無事でしたがエイブリーは負傷。

エディは、2発目をネルソンに向けた…ネルソンは死亡。

そのエディを撃ったのが、シルバーグレイだったのです…

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原作の結末は、簡単に言ってしまうと、テート暗殺の首謀者は、テートの父親であるネルソンでした。

そして、シルバーグレーというのはFBIの、ブライアン・テートという人物でした。

選挙参謀のエディは、テートの大学時代の友人でしたが、FBIが目をつけている要注意人物(白人至上主義者グループの1員)でした。

そのエディに、ネルソンは声をかけ、磨き上げ、見た目をこざっぱりとさせ、選挙参謀としての訓練などをして、テートの選挙参謀にしたのです。

ネルソンが、テートの選挙参謀を雇っていた、それだけでなく、キャロルもネルソンが雇っていました。

キャロルはもともとナイトクラブのダンサーだったが夜の世界から足を洗ってビジネススクールに通い、いろいろとりつくろって、完璧な仕上がりになった状態で、テートの事務所(法律事務所)へと送り込まれたのでした。

そして、テートがどうしたらキャロルに惹かれて結婚するか…そういうアドバイスをしてうしろであやつっていたのがすべてネルソンだったということです。

ネルソンがどうしてそういうことをしていたのか。

ネルソンとジーは結婚していて、ジャックが生まれました。

そんなとき、ジーは浮気をしました。

相手はブライアン・テート。

二人は浮気というよりも本気で愛し合っており、ジーはテートの子供を妊娠しました。

しかし、ネルソンはジーがテートのところへ行くことを許さなかったのです。

結果として、ネルソンはジーとブライアンを別れさせ、自分が、ジーとブライアンとの間の子供も育てることにしました。

ですが、許したわけではなかったし、忘れることもなかったのです。

浮気相手の名前を、生まれた子供につけました、それがテート。

テートが公務につくための教育を受けさせたり、と表向きはとてもテートに協力して応援しているようにしていたが、ネルソンは、テートが選挙に勝ったその勝利の幸福の瞬間に、ジーの目の前でテートを殺すという計画を長年をかけてすすめてきたのです。

すべては、ジーの浮気の罪のため…ジーを苦しめるため…最愛の息子を目の前で亡くすということが、母親にとってどんなことなのかそれをわかった上での計画だったのです。

キャロルをテートの妻にしたのも、テートを苦しめるというためだけでなく、ジーに昔の自分(浮気する自分)を思い出させて苦しめるためだったのです。

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小説の結末は…

ジーとブライアンは結婚

テートは上院議員として活動。

そして、エイブリーはキャロルとしてではなく、エイブリーとしてテートと結婚。

マンディと3人幸せな家庭を手に入れ、テートとの間に赤ちゃんができます。

そして、エイブリーはキャスターとしても活躍することとなります。

ちなみに、アイリッシュは殺されたのではなく、殺されそうにはなったものの、そこで心臓発作を起こして倒れてしまっただけで、結果としては生きていました。

ドラマの最終回の結末予想・考察

ドラマと原作は、設定からして大きな違いがあり、ドラマに関しては、暗殺計画はベースにありません。

そして、母親の佐枝子が不倫をしていて、父親の弘明がそれを責め続けている…というのはおそらく原作どおりなのでしょうが…

柊二が浮気相手の子供、そして、洋人が本当の弘明と佐枝子の子供、ということなのだと思われます。

弘明は、洋人のことを認めていない…美容整形なんて…というスタンスで物語は進んでいますが…原作の要素をふまえると、洋人の性格を考慮して、おそらく認めないスタンスにするほうがこの先柊二を苦しめるにあたっていいと考えている、ということ…??

原作のメインにある暗殺計画にあたるのが、朝倉クリニックの医療ミスの隠蔽です。

医療ミスに関しては、洋人の指示でいろいろと動いているようにみせかけて…実際あの弁護士の伊藤が弘明の手先であやつっている、とも考えられます。

ドラマと原作の、兄弟の設定が逆なのと(和花が結婚した相手は兄という設定)、選挙参謀にあたるであろう弁護士の伊藤が弟側についていることなど、設定面でのちぐはぐがあり…正直、どちらが浮気相手の子供なのか、そのあたりも確定しにくくなっています。

ただ、伊藤と芙有子の二人をあやつっているのは弘明であり、佐枝子を責めるため、というのは間違いないでしょう。

そして、芙有子をつかって洋人の気持ちを刺激することで、洋人が無茶をして(非認可の薬など)成果を出そうとするであろうこともおそらく計算しており、そのことが公に出たときに、柊二がその責任をとって破滅する…ということまでもがおそらく計画に入っているのでしょう。

その計画どおりに、柊二は弟である洋人をかばって、自分を犠牲にするのではないでしょうか。

原作のように、殺人に関わるなんてことはおそらくありません。

ただ、弘明の計画のように物事が進んだとしても、そこで和花が事実を明らかにすることになるのではないでしょうか。

和花に協力してくれるのは、三島(芦名星)でしょう。

三島は、柊二のことを好きですが、自分のものにしようという気持ちが先走っているタイプではなく、柊二の幸せのことを考えられる人物。

和花のことを信じてくれれば、強い味方になることでしょう。

最終回の結末は、佐枝子の過去が明らかになり、昔の浮気相手が登場するでしょう。

他のクリニックの院長、もしくは有名な建築家とか…

柊二は朝倉クリニックの責任をとって逮捕されるようなことになるかもしれませんがそれを救うのは和花です。

そして、和花と柊二は、朝倉家を出て、ゆまと3人、あらたに家族として暮らしをはじめます。

そして、柊二は建築の仕事を再び始め、和花は和花として、記者の仕事を続けるのです。

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まとめ

ドラマと原作小説は設定などかなり違っています。

原作のように、暗殺などということが絡んではこないでしょう。

父親の弘明が、妻の昔の浮気を許せずに大きなことを計画しているというのは原作どおりで、妻の佐枝子と浮気相手の子供が柊二。

弁護士の伊藤と、芙有子は、弘明が計画して洋人や柊二に近づけた人物だと予想します。

柊二を苦しめ不幸にすることも、洋人の、父親に認められたい気持ちや兄に対しての劣等感などをうまく利用して、めちゃくちゃにすることも、弘明が妻を苦しめるため、そのためだけに計画したことなのです。

結果として、洋人の罪を柊二がかばおうとするものの、和花がそれを助けます。

最後は、和花は和花として、柊二との幸せを手にいれることとなるでしょう。


コピーフェイス [ サンドラ・ブラウン ]

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