カインとアベル第8話感想ネタバレあらすじ盗聴器で副社長解任と結婚式の中止

      2017/01/08

フジテレビ系月9「カインとアベル」。(カイアベ)

12月5日放送の第8話のあらすじと感想をまとめています。

第8話 あらすじ

優(山田涼介)は、取締役になった。

まだまだ実感がない優だが、仕事への意欲は、ますます高まり、貴行(高嶋政伸)が優にかける期待も大きい。

そんなある日、貴行が地方空港の建設がらみの会食に優と隆一(桐谷健太)のどちらかを同行させようとした。

地方空港の建設に参入することを決めたわけではないのだが、隆一は地方空港の建設は近隣住民とのトラブルなどリスクの大きな事業なので、慎重になる必要があると、あまり乗り気ではない様子。

一方の優は、アミューズメントパークなどと併設するような形ですすめるのであればスムーズに進むと考えた。

優は会食の日、予定があり同行できないため隆一に同行を頼む。

隆一は「行きますよ、高田取締役の代わりに」と言った。

また、優は、運転手付きの車の通勤は大げさだと考えていたのだが、貴行に、取締役=公人という意識を持つよう言われて納得した。

会社では、役員たちが、優側につこうという動きを見せていて、隆一はますます焦り苦しんでいた。

そんな隆一を黒沢(竹中直人)が呼び出す。

黒沢の耳にも優がドレイモンドとの契約を成功させたという話は入っていた。

「あせってるんだろう?次期社長という立場を奪われる勢いだ」と黒沢。

「あなたはわたしはもう終わりだといいたいのですか?」と隆一。

「そうだ。このままいけばお前の知らないところでお前の親父と弟はどんどん結束を固めていく。お前一人がはじき飛ばされるのは時間の問題だ。俺はそんなお前に急に興味がわいてきた。おもしろい話があるんだ」と黒沢は話を始めたのだった…

その日、隆一が自宅へ戻ると、梓(倉科カナ)がいて、披露宴の席順の確認を貴行としていた。

二人の結婚式まであと3週間だ。

「お祝いになんかほしいものはあるか?」と貴行。

「万年筆がほしいです。父さんと同じものが」と隆一。

そこに優が帰宅した。

「仕事を辞めて家庭に入ることを決めてくれたと聞きました。こう言ってはなんですが、家庭が安定して初めて男は外で活躍できるもんでね」と貴行。

「せいいっぱいサポートしていきます」と梓。

「梓さん本当にそれでいいんですか?家庭と仕事を両立することはできませんか?梓さんは会社にとっても必要な人だし、すごく仕事好きじゃないですか」と優。

「迷いはありません。隆一さんにおこたえしたようにわたしは家庭を守ることに専念したいと…ありがとう優くん、いろいろ考えて、むしろわたしからそうしたいって思ったの。」と梓。

「そうして嘘つくんですか?」と優。

「優くん、何か勘違いしてるんじゃないかな」と梓。

「…もういいです」と優は自分の部屋へ…

次の日。

優は、仕事中、元先輩である、三沢や安藤に対して、キビシイ言葉をかけた…

またその後、社長室へ…社長室を出ると貴行と優は食事へ…

そんな二人の様子を隆一は見て、ますます焦るばかりだ。

その夜遅く、二人は一緒に帰宅した。

優が貴行に相談をしていた様子だった。

二人の会話に聞き耳をたてる隆一…黒沢の言葉が頭をぐるぐるする。

ある日の役員会議。

ドレイモンドリゾートとの仕事の報告で、優は、ホテルで使う食器などは高田のパートナー企業のものが使えるとうになりそうだと話した。

しかし、隆一は思い詰めた表情で…

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その夜。

隆一は優と貴行がいないすきに、取締役室と、社長室へ忍び込んだ。

何も知らずに優は、取締役室へ戻ってきて電話を始めた。

隆一は盗聴器をしかけていた…

次の日の朝。

朝食時に地方空港参入についての話を隆一と貴行がしていた。

隆一は、ここは慎重に参入は見送る方向で、と主張するが、優は、今の高田の勢いにのり参入することでますます加速すると主張。

守ることも必要とする隆一と、今攻めなければ株主や得意先からの期待を失うと主張する優は意見が対立。

「今の副社長は俺だ。だから俺のやり方を通す」と隆一。

その日、優は取締役室で、自転車のパーツが転げていることに気づく。

パーツを自転車にとりつける、と、そのとなりの鉢植えの葉が落ちていることに気づいた。

変に思って鉢植えを見てみると、中から盗聴器を発見。

優は何が大事で、何を最優先すべきか、考えていた…

そこにひかり(山崎紘菜)が声をかけ、「優が正しいと思うことが正しい。いつでもおいで、わたしのとこに」と言った。

その日帰宅した優は、貴行に相談する。

「友達の話なんですけど、友達、会社を経営していて、その役員の人間がトラブルをおこそうとしているのを知ってしまったけど、他の人間は気づいておらす自分だけが知ってしまったって…悩んでまして。」と優。

「迷うことはないと伝えなさい。経営者にとって大事なことは何よりも会社を守る、社員の生活を守ることを最優先しなければならない…」と貴行。

優は、会社でも険しい表情をすることが多くなっていた。

社内の元同僚たちは、優が変わった、と思っていて、今までのように楽しく飲んだりできる間柄ではなくなったと感じていた。

梓は優をマッシモッタヴィオへ誘った。

久しぶりのマッシモ。

店主・後藤は歓迎してくれた。

「こないだはすいませんでした。」と優は自宅でのことを謝罪。

二人はアウトレットのプロジェクトのことを思い出してはなす。

しかし、優は「あのときはダメだった。情熱とかいって時間をかけすぎていた。今ならもっとスピーディーに解決できる。会社の利益を考えて…だから取締役になったから自分だけが楽しいではいけないと思ってます。社員の生活のために高田は常に盤石でなければならない、もしそれを妨害するのであれば…排除しなければいけないと思います」と優は思い詰めた表情で言った。

その日、梓は、宗一郎(寺尾聰)を呼び出した。

結婚式のことを口実としていたが、宗一郎は何か他に話があることを見抜いていた。

「最近の優くんのことが心配で」と梓。

「仕事ってやつは、人を虜にする魔力ってものがあるんだ。その魔力に取り込まれるとあるものは友を忘れ、あるものは家族を捨て、全てを犠牲にして仕事に注ぎ込んでしまう。」と宗一郎。

「優くんもそうなんでしょうか」と梓。

「さあ、幸いわたしの場合はギリギリで踏みとどまったんだけどね」と宗一郎。

「なぜ踏みとどまれたんですか?」と梓。

「大切なものを思い出したんだ」と宗一郎。

ある日。

優の営業のときの上司である佐々木が、優のところに大量の資料を持ってきた。

「あいつらが成長せずにご迷惑をおかけしているので、わたしが調べました。あなたはもう取締役なのだからもっとこきつかってください。3人目ができましたんで、ますますがんばります」と佐々木。

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その後、役員会議がおこなわれた。

優は、先日、貴行に友人として相談したときの話を胸に決断をしていた。

貴行は、トラブルの種になる人物は会社のためにたとえ血縁者であっても解任すべきだとそうアドバイスしたのだ。

役員会議が終わろうとしたとき、優は「副社長の解任を提案します」と言い出した。

「自分が何を言ってるのかわかっているのか」と隆一。

「もちろんです。ご自分こそ理由はお気づきでしょう?みなさん副社長は通常業務を行える状態ではございません。最近の副社長が普通ではないのはみなさんもお気づきではないでしょうか?」と優。

「何を根拠に?」と隆一。

優は、盗聴器を見せた。

社長室、取締役室、および、社内のフロア数カ所に仕掛けられていた盗聴器。

「いいがかりはいい加減にしろ」と隆一。

「副社長!防犯カメラにうつっていることさえ気づいていないじゃないですか!」と優。

役員会議が終わると、貴行は隆一と二人で話をした。

「結婚式をあげることだけを考えなさい」と貴行。

「父さん、僕にがっかりしましたか」と隆一。

「お前の育て方を間違えたかもしれない。」と貴行。

また、梓は優を待っていて話す。

「わかるでしょう?あなたが隆一さんを解任させたって嘘よね?社長に指示されたのよね?辛かったのよね?」と梓。

「いえ、会社を守るためです。誰に指示されたわけではない。兄であろうがなかろうが、高田の不利益になるものは切り捨てていかないと。俺の仕事はそういう仕事なんです」と優。

「そんな…優くんに初めて会ったとき不思議な魅力を持ってるって思った。でもわたしが期待しただけだったね。他の人と違うと思い込んでた。」と梓。

「今の俺は?」と優。

「どこにでもいる優秀なビジネスマン。魅力なんてかけらもない…さよなら。」と梓。

優は梓を抱き寄せた。

「ずっと俺のそばにいてほしい。あなたはこの会社に必要な人です。だから会社に残ってこれからも一緒に…離れたくないんです。俺が梓さんを幸せにしたい。俺…梓さんのことが…」と優。

「何言ってるの?わたし、あさってあなたのお兄さんと結婚するの」と梓は言って、去っていく。

優が帰宅すると、貴行がいた。

「兄さんは?」と優。

「ここにはいない、梓さんのところにでも行ってるんだろう。優、後悔することはない。お前が正しいと思うことをしたんだ。自分を責める必要はない」と貴行。

優に目には涙が浮かんでいた。

次の日。

秘書が、以前からアポを申し込んでいた人物から明日の空港までの移動時間ならOKだという返事が来たと伝えてきた。

しかし、明日は、隆一と梓の結婚式だ。

優は、OKした。

「兄の結婚式はキャンセルします」と優は、結婚式よりも、ビジネスで、多忙な相手とのアポのチャンスをとったのだった。

そして、その翌日。

隆一は、結婚式にやってこなかった。

「挙式は中止にさせてもらいました。こうなったのは私のせいです。こんな思いをさせてしまって、本当に申し訳ない…」と貴行は梓に頭を下げた。

梓は、一人教会のステンドグラスを見上げた。

カインとアベル…神の愛をめぐって仲違いし悲しい運命をたどる兄弟…

友を忘れ、家族を捨てて、すべてをすててでも、仕事に打ち込んでしまうという魔力…梓に宗一郎がその話をしたとき、宗一郎は、自分をギリギリのところで思いとどまらせたのは、大切なもの=家族だった、と話した…

梓は、一人泣き崩れた…

そのころ、隆一は、披露宴会場にいた。

嗚咽をもらして泣き崩れる隆一。

その二人とは対照的に、優は仕事のアポをこなし、その後の表情は明るいのだった。

感想

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話が重すぎる…と感じる人も多いことには納得。

しかし、優の気持ち、仕事の魔力、こういうのって、多かれ少なかれ共感できる部分ってあるのではないでしょうか。

ここまで、ことが大きくなかったとしても、小さくても、思いとどまることがあっても、そういう気持ちは人間にはあるのでは?

梓の言ってることが1番イタイ言葉なんですよね。

本来の優のよさ、そこを活かして伸ばして、そういう結果ならいいものの、優は自分のよさをもつぶす結果となってしまっています。

そもそも、優は人を味方にして、人としての魅力で仕事をとってきたし、人に慕われていたはずで、なのに、今は優を一人の人間として魅力的だと感じ優と付き合う人がまわりから減ってしまっています。

佐々木課長だって、あれは、優に対する信頼の気持ちではなくて、優にペコペコしているだけの状況。

3人目ができたから自分の収入面などそういう意味もどうにか…という下心があって、優に媚びをうっているだけ…

それにさえ、優はきっと気づいていない…

ひかりの気持ちもわかるけれど、ただ背中をおし見守るだけが、本当にそばにいる方法なのかなー…でもひかりがまともに優にアドバイスをしたところで今の優にはきっと届かないです。

1番の責任は、貴行ですよね。

自分の息子たちのことを、きっとわかっているようでわかっていなかったんです。

会社のことを考えての、優の抜擢、決して悪い決断ではなかったのですが、社長として、父親として、優がああいう風に変わっていくこと、隆一がああいう風に傷つき追い込まれる性格であること…想定できていなかったはず。

今後、どうなるのでしょう。

梓が優の方へ傾くことはきっとないです。

優が、暴走し、攻めすぎたことで、今度は問題がおこり、貴行は優を解任せざるをえない結果となるかもしれませんね…

そこで、大事なものを思い出し、自分にすべきことを冷静に見つめることができるかどうか…

そういうときに、支えてくれる人のいる隆一のほうが強そう…また再起して昇ってきて…という展開でしょうか。

家族やまわりの人の支えの大きさに改めて優は気づくことができるのでしょうか。

あのブラックな優ばかり見たくない…ですよね??

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