いい病院の選び方・失敗しない見分け方ポイント10コ | きらりんぐEYES

いい病院の選び方・失敗しない見分け方ポイント10コ

      2017/10/13

1月31日放送の関西テレビ「よ~いドン!サンデー」にて特集された「失敗しない病院選び」をまとめました。

最高の病院の見つける判断ポイント10コ

病院って近所の個人院から大きな大学病院まで様々数も沢山あり、どこに行っていいのか、どういう病院がいいのか、なかなか選ぶのが難しいですよね。

でもどうせ診てもらうならちょっとでもいいところで診て欲しいとも思ってしまうもの。

今回はそんな病院選びのポイントやコツを解説していきます。

1.医師を選ぶポイントは?

医師を選ぶポイントは「技術」

手術などの技術はもちろんのこと、患者への説明の仕方や、患者を安心させることも全て、医師の技術のうちなんです。

技術力が高い医師は、説明もわかりやすいものです。

とは言っても、相性ももちろん大切です。

言いたいことがはっきり言える、聞ける先生を選んでくださいね。

特に、糖尿病や、ガンなど長期的な治療になるような場合には、医師と相談することも多々ありますので、自分の言いたいことも言える先生に診てもらうことがベストです。

また、医師に症状を伝えるときは、難しい言葉(専門用語など)は使わず、自分の言葉で表現するほうが伝わります。

同じ箇所でも痛みの伝え方で診断がかわってきますので、そういうところも感じるままに伝えましょう。

2.健康診断を受けるときは?

ありのままの自分で臨みましょう。

よくあるのが、数日前から不摂生をせずに体調管理に努めてから受けるパターン。

こんなことをしてしまうと、本当の診断が出ません。

また、検査のときに異常に緊張してしまうこともありますよね?

こんなに緊張してしまって、正常な検査ができるのだろうか、と不安に思うかもしれませんが、ちゃんと検査ではそういう緊張状態にあるということは考慮されますので問題はありません。

健康診断前の暴飲暴食やダイエットはもちろん禁物です。

普段の生活のままで検査を受けることで正確な数値を知ることが大切です。

3.体調不良を感じたら?

まずはかかりつけの診療所へ行きましょう。

まずは自宅の近所や職場の近所などで、かかりつけの病院を作りましょう。

大学病院などではなく地域の病院でOKです。

近所の病院に、信頼でき、長く付き合える先生を見つけることが大事で、その先生に診てもらう中で、必要があればその近所の病院の先生が、大きな大学病院などを紹介して…という連携が大切なんです。

自分の判断で最初から大きな病院に行く必要はなく、まずは近所のかかりつけのお医者さんから、です。

4.小さな診療所を選ぶときのチェックポイント

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いわゆる町の診療所というのはほぼ個人院です。

数名いたとしても家族だったり、雇われている外部からの医師であってもそんなに数多くはありません。

数名の医師しかいない小さな病院の看板でも、非常に多くの診察科目が書かれている場合がありますが、これは要注意。

現在の法律では、診察科目の記載は自由にできますので、本当は専門が内科であっても、皮膚科とか泌尿器科とか複数記載ができるんです。

この場合、内科の経験は豊富であっても、他の科目の経験は浅い場合も多いです。

3つくらい書かれている場合、1番目に書かれている科目がその先生の専門である場合が多いので、診療所選びのポイントにしましょう。

5.インターネットの口コミに惑わされるな

こういうサイトの口コミは、病院別、もしくは○○病院の◇◇科という項目で評価されている場合がほとんどです。

こういうおおざっぱばくくりでの評判よりも、一番重要なのは医師個人の情報です。

しかしながら、それが全てはなく、インターネットに表示されていない「いい病院」もたくさん存在します。

情報に惑わされないことが大切です。

6.健康診断を受けるペースは?

40歳を過ぎると、たとえ健康でも健康診断は受けるべきです。

検査項目によっては35を過ぎたら受けておいたほうがいいものなどもありますが、トータルでは40歳というのは一つの大きなラインになります。

健康診断と人間ドックの違いは?

健康診断

  • 尿
  • 血液
  • 身体計測

人間ドック

  • 健康診断の内容
  • オプション的な詳しい検査など

人間ドックは2~3年に1度、健康診断は1年に1度は受けたほうがいいというのが目安です。

人間ドックのオプションは、性別や、年齢、家系など考慮してプラスしましょう。

人間ドックを受ける前に医師の診断を受けてどこを重点的に調べるか相談するのがベストです。

9.ガンの病院選びでは手術の経験人数を聞け!

病院では、○○ガンの年間手術件数、放射線治療の年間件数、という感じで、情報が公表されています。

手術件数が全ての判断基準にはなりませんが、判断基準にはなります

経験豊富となる件数はそのガンの種類などによって変わってきます。

大腸ガン・胃ガンなど発症率の高いガンは、数百件の手術件数で経験豊富といわれる基準となります。

一方、すい臓がんなどは発見がしにくいため件数は少なくなります。

医師や病院に、手術件数を聞くのは聞きにくいと思われるかもしれませんが、医療情報を提供するのは、病院としては当然のことですので失礼にはなりません。

経験がある程度豊富な医師と、信頼関係を持って、手術に挑むのがベスト

またどんな場合でも医療には100%絶対ということはありませんのでそれは理解したうえで、担当医師を信じましょう。

10.最高の病院には専門スタッフがいる

名医と言われる医師でもその力はその個人だけのものではありません。

病院内では医師を中心として、各エキスパートを含めたチームがあり、そのチーム全体で機能しています。

名医の腕を支える周りの検査技師、看護師、アシスタントなどそれぞれがすばらしい病院が最高の病院と言えます。

その中でも一番重要なのは?

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麻酔科の医師

医師が手術を落ち着いてできるのは麻酔科の医師の優秀さが非常に関係しています。

なかなか表だって注目されることはありませんが、術後の結果は、麻酔のかけ方で左右されるほど重要なのです。

番外編:セカンドオピニオンを求めたことはありますか?

一つの病院での診断があって、ちょっとそれでは納得できないとか、念のためにと思ってもう一カ所診察に行ってみたいな、とかそういうことってありますよね?

診断内容のみならず、先生が合わなさそうとかそういう場合もあるでしょう。

よく聞くセカンドオピニオンという言葉ですが、実際2ケ所で診てもらうとなると先生に対して信用していないようでちょっと気まずいと感じる方もいるのでは?

どちらの先生にも、いい印象を与えないのではないか、などということも気になりますよね。

医師にとって、セカンドオピニオンは特別なとではありません。

自分の診察内容に自信があれば堂々と他のところへ行かれるのも気にせず構えてられるとのこと。

セカンドオピニオンをどこかで…と思っている患者に、「いいですよ」と言えるのは医師として当然の自信だそう。

そう言える先生のほうが患者も安心できますよね。

気になることがあれば、遠慮せずセカンドオピニオンを求めましょう

まとめ

病院って本当に多いので、選ぶのも大変。

今回沢山のポイントを紹介しましたので、今一度自分の通う病院を見直すきっかけにしてください。

そして、何より最初に一番大切なのは身近な診療所・クリニックにかかりつけの医師をつくること。

聞きたいことは聞く、遠慮しない、そして、その疑問質問に医師がこちらにわかるように説明してくれる、そういベストな関係を築きましょう。

いい医師と巡り合って、健康管理へつなげてくださいね。

 

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