朝が来る/辻村深月ドラマの原作小説の結末ネタバレやあらすじ

      2017/01/06

フジテレビ系(東海テレビ)土ドラ枠でドラマ化が決定した、辻村深月さんの「朝が来る」。

ドラマの原作小説となっているこの本のあらすじをまとめました。

原作 主な登場人物

栗原佐都子

妻。

朝斗を迎えてから専業主婦。

栗原清和

夫。

栗原朝斗

栗原家の息子。

実は特別養子縁組で栗原家にやってきた。

片倉ひかり

朝斗の生みの親。

朝斗を産んだときは中学生だった。

浅見

ベビーバトンの代表。

原作 あらすじ

栗原家で起こったこと

栗原家は、佐都子と清和の夫婦に幼稚園の年長の男の子・朝斗の3人家族だ。

タワーマンションの1室を購入し、佐都子は専業主婦。

幸せに暮らしている。

最近、栗原家には無言電話がたまにかかってくる。

無言電話以外にほとんど家の電話にはかかってくることがないので、佐都子は、家の電話が鳴ったとき、また無言電話かと思いながら受話器をとった。

しかし、その日の電話は、朝斗の通う幼稚園からの呼び出しの電話だった。

佐都子が呼び出された理由は、朝斗が同じ幼稚園のお友達で、同じマンションに住む大空(そら)くんをジャングルジムから落としたからだった。

先生たちはその現場は見ていない。

大空くんがジャングルジムから落ちて怪我をし、泣き出し、朝斗に突き落とされたと言ったというのだ。

しかし、朝斗はやっていないとはっきり言った。

そして、佐都子も朝斗はやっていないと信じることにした。

その日、幼稚園にはもう大空くんとママはおらず、病院に行ったと聞かされていた。

大空くんママと佐都子は一番仲良しのママ友だった。

佐都子は家に帰ると大空ママのところに電話をかけた。

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大空ママは、「治療費どかだけでいいよ」と朝斗に大空くんが落とされたことを前提で話した。

しかし、佐都子は「朝斗はやってないって言ってる」と主張。

大空ママは、「大空が嘘をついていると言われたも同然」と怒ってしまった。

これをきっかけに佐都子と大空ママの関係は、おかしくなってしまう。

そして、大空ママは大空に朝斗と遊ばないように言っており、朝斗は大空と遊べないことを悲しがった。

しかし、2週間ほどしたある日、また佐都子は幼稚園から呼びだされ、大空が自分でジャングルジムから飛び降りて怪我をしたということを告げられた。

大空だけでなく、幼稚園ではそういう危ない行為は禁止されていて、また、大空ママにも大空はしないようにと強く注意されていたのだという。

大空は見つからなければいいと、ジャングルジムから飛び降りることを今までもこっそり繰り返していたのだが、あの日失敗してしまい、けがをしたので、怒られたくなくて、とっさに嘘をついたのだ。

そのことがきっかけで、朝斗と遊べなくなってしまったりしたことを大空なりに気にしていて、大空ママに打ち明け、大空ママが園に報告したのだった。

佐都子は、嘘がどうこうということはもうどうでもよく大空ママを許し、また仲の良いママ友としての関係が復活。

朝斗も大空とまた遊べるようになって嬉しそうだった。

そんなある日。

栗原家の電話が鳴った。

佐都子が電話に出ると、相手はカタクラと名乗り、「子供を返してほしいんです」と話した。

「子供を返してもらえないならお金を用意してください」と…。

片倉ひかり…それは朝斗の生みの親だった。

そう、栗原夫婦には、子供ができなかった。

原因は夫・清和にあって、不妊治療をしていたのだが、結果的には子供はできなかった。

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そんなときに、たまたまTVで見た「ベビーバトン」という団体を知った。

ベビーバトンは、生みの親に事情があって育ててもらえない赤ちゃんを、子供を育てる環境があるのに子供に恵まれなかった夫婦のところへ橋渡しし、特別養子縁組をすることで、赤ちゃんの命を守るための活動をしている団体だった。

栗原夫婦はその説明会に参加し、また、養子をもらうことを親族などに理解してもらえるよう説得や話し合いをし…その結果、養子縁組を申し込んだのだ。

そうして、ある日、ベビーバトンの代表である浅見から連絡が入る。

「赤ちゃんが生まれました。」と。

佐都子と清和は受け入れることにし、広島まで赤ちゃんを迎えにいったのだ。

そうして、生後約1週間ほどの赤ちゃん=朝斗は栗原家の長男として迎え入れられたのだった。

通常生みの親と養父母は、対面することはないのだが、そのときは例外的に生みの親の希望で佐都子と清和は生みの親と対面した。

その生みの親というのが、当時まだ中学生だった片倉ひかり。

まだ中学生だったひかりは、赤ちゃんを手放したくないと最後まで言っていたのだという。

ベビーバトンのような団体に赤ちゃんを託す生みの親には、望まない妊娠に、赤ちゃんのことを思いやることもなく出産し手放す親もたくさんいる中で、ひかりは毎日赤ちゃんに手紙を書き、赤ちゃんに話しかけて…そうやって過ごしてきたのだと浅見は佐都子たちに伝えた。

ひかりは佐都子たちに対面したとき、佐都子の手を握り、「ごめんなさい。ありがとうございます。この子をよろしくお願いします」と繰り返した。

そして、いつか朝斗に養子のことを話すときが来たら…と手紙を託してきたのだった。

…その片倉ひかりが、脅迫とも言える電話をかけてきたのだ。

「養子ということが周囲にバレたらまずいでしょう。だからお金をください」と…。

佐都子は、ひかりと会うことに決めた。

会う約束をした日は平日で、朝斗を保育園に送り出した後の時間にした。

清和も会社を半休にして、同席することにした。

約束の日。

約束の時間になっても片倉ひかりと名乗る人物は現れなかった。

随分遅れて、やってきた片倉ひかりと名乗る女は、明るくした髪の毛の根本は随分黒い部分が伸びていて、肌も荒れ気味のまだ若い女だった。

清和も佐都子も、その女が本当の片倉ひかりだとは思えなかった。

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